DnD5e『ドラゴン金貨を追え!』#2
プレイ日:2024年3月23日
【注意】
・この記事には、市販シナリオのネタバレが含まれます。
・PCのレベルに合わせて敵モンスターの種類、人数などを調整してあります。
・ダンジョンマップは、所持しているテレインの都合で大きさや構造が違ったりしてます。
・ミニチュアは、所持しているミニチュアの都合で代用品が多いです(今回は珍しくほぼそのものです!)
【参加PC】
・ロルク
人間/男/バードLv4
『殺戮のバルダーズ・ゲート』後、ウォーターディープにやってきた。勇の学派。
・エルザード
サンエルフ/男ウィザードLv3
『竜たちの島ストームレック』後、ウォーターディープにやってきた。時間術士。
・ヴィス
ウォーフォージド/男/ウォーロックLv2
記憶をなくしており、自分探してウォーターディープに流れ着いた。ヘクスブレード。
・アイドネ
人間/女/バーバリアンLv1
都会に憧れ、黒大烏族の集落を飛び出してウォーターディープに来た。
ウォーターディープの前公開執行官の息子であるレネーア・ネヴァレンバーと共に、彼と間違われて誘拐されたフルーンを救出するため、ザナサー・ギルドの隠れ家へ向かおうとする冒険者達。
レネーアが扉を開けようとノブに手を伸ばしたその時、すごい勢いでドアが蹴り開けられた。
「レネーアを攫ったのは、お前たちか!?」
そこにいたのは、バトルアックスを構えた女バーバリアンであった。
だが彼女は、眼の前で目を丸くしているレネーアを発見してキョトンとなった。
「、、、どゆこと?」
アイドネは、ウォーターディープでレネーアの客人として滞在しており、彼が誘拐されたことに単独で乗り込んできたのであった、が。
一行は、事情を共有し、改めて共にフルーン救出に向かうことになった。
目指すザナサー・ギルドの隠れ家は、地下下水道にある。
下水道に降りると、見張りのゴブリン達が不意打ちで弓を射掛けてきた!
下水に阻まれ接敵が難しい状況の中、ロルクがスリープ呪文で全員を眠らせる。
眠ったゴブリン達を遠距離攻撃などで順にやっつけていく一行。
さらに奥へ進むと、扉のある部屋を発見。
そこで、エルザードは、自らの使い魔を一度次元界に戻し、扉の向こうに再出現させて、感覚共有で先を見るという技を見せる。
不意打ちしようと潜んでいたインテレクト・ディヴァウラーも発見され、ヴィスの左腕に仕込まれたエルドリッチ・ブラスト扱いのレーザービームの一撃で◯◯に沈んだ。
部屋の中では、ハーフオークの魔術師が、フルーンをリンチしていた。
周りには2体のバグベアがおり、その様子をニヤニヤしながら眺めている。ボロ布のカーテンの向こうには、謎の人影があった。
一行が戦闘の準備を整え、不意を打とうとした時、謎の人影がハーフオークに言った。
「お客様の到着だぞ、グラムシャー」
どうやら冒険者たちの侵入は、知られていたようだ。
覚悟を決め、戦闘開始!
「ナイヘルア様、こんなひ弱な連中は、この"百獣"のグラムシャーにお任せを」
カーテンの向こうにいる謎の人影にそう言うハーフオーク。部下のバグベアに攻撃司令だ。
冒険者達は、敵の中心にいる瀕死のフルーンが巻き込まれるので、強力な範囲呪文が放てない。
ロルクのスリープ呪文は、フルーンと(見えないが)謎の人物ナイヘルアが抱いていたインテレクト・ディヴァウラーを眠らせただけであった。
エルザードは、アンシーン・サーバントを召喚して、フルーンを壁際に引きずることにした。
その上で、フォグ・クラウド呪文で部屋中を不可視にする。こにらも遠距離攻撃できないが、謎の人物の攻撃を警戒したのだ。
バグベアの1体が、霧の中から飛び出し、先頭のロルクにモーニング・スターの一撃を喰らわせる!
と、エルザードの時間術士の能力で時間が一瞬巻き戻り、バグベアは再度モーニング・スターを振り下ろすことになった。が、なんとこれがクリティカルに!
強力な一撃がロルクを粉砕!したかのように見えたが、それはミラー・イメージ呪文による幻影であった。
ややこしい(笑)
グラムシャーも霧から出て、バーニング・ハンズ呪文で攻撃してきた。
そのまま後ろに下がろうとしたところを、ロルクの機会攻撃で沈んだのだが、、、
エルザードがフォグ・クラウドを解除し、視界が開けたところに飛び込んできたバグベアは、激怒したアイドネの斧の一撃で水没。
激しい戦闘のさなか、謎の人物ナイヘルアは、カーテンを横切り奥の小部屋に移動した。
その時、チラリと見えたナイヘルアの姿は、強力なモンスターであるマインド・フレイヤーであった。
眼前の脅威を水に沈めた一行は、ナイヘルアが消えた扉に迫る。だが、扉を開けるとマインド・フレイヤーの姿はなかった。
そこにあったのは(何に使うのかサッパリわからなかったが)上部に丸い凹みのある腰程の高さの円柱だけであった、、、
兎に角、フルーン救出に成功した一行は、大口亭に戻るのであった。
大口亭に戻ると、帰りを待っていたヴォーロか大歓迎で出迎えた。
だが、彼はすぐに表情を曇らせて言った。
「すまない、成功報酬の1人100gpは言い過ぎだった。金は、ない」
「だが、ヴォーロが約束を破ったとは言わないでくれたまえ。もっと良い報酬を用意しているのだから!」
彼が提示したのは、ウォーターディープの北区にあるトロルスカル通りに面した不動産の権利書であった。
なんともいえない表情でそれを受け取り、譲渡された一行。
トロルスカル屋敷は、立派な建物ではあったものの、荒れ果てており、ホラーな雰囲気そのものであった。
ギー、と嫌な音をたてながら開いた扉のその先には、、、、
(続く)