【エッセイ】よろしければCCBの話をしませんか?
『CCB』をよく知らない世代の方でも『Romanticが止まらない』は耳にしたことがある!…という方は多いのではないでしょうか? 一度聴いたら耳に残るキーボードのイントロや切なく響くサビは時代を越えて愛されていますが、何故か『CCB=ロマンティックの人たち』っていう図式が出来上がっているような気がしてなりません(;´д`)
ちょっと待って!! CCBはそれだけじゃないんだよ((( ̄へ ̄井)…とファンの方は強く思っているはず…。
そんなワケで今回のnoteではCCBについて語りたいと思います。毎度おなじみ『誰得?記事』(苦笑)ですが、あの頃にタイムスリップして少しでも楽しんでいただけたら幸いです(*´ω`*)
CCBの快進撃はあのドラマから
彼らは『Romanticが止まらない』の前に2枚のシングルを発表していました。『CANDY』と『瞳少女』なんですが、こちらもいい曲なんですよ(*´ω`*)。特に目薬(涙ロート)のCM にも起用された2ndシングルの『瞳少女』は夏にぴったりの素敵なラブソング❤️。しかしヒットには至りませんでした。
まあ、こんなこと書いている自分も当時はCCB(この頃はココナッツボーイズ名義)を知らなかったワケですが…┐('~`;)┌
歌って作品が良いだけではヒットさせるのが難しいのですね(´д`|||)
そこに何らかの<プラスα>が必要なんだと…。
『Romanticが止まらない』にとってのプラスαはドラマ『毎度お騒がせします』の主題歌に起用されたことでした。色々な意味で注目されたこのドラマ。そしてメンバーも『ココナッツボーイズ』として一度出演しています。
余談ですがこのドラマ、よくもまあ家族全員がお茶の間に揃っている可能性が高い時間帯に放送できたものだと今更ながら感心してしまいます。
私? リビングでしっかりと観ていましたよ(笑) はい、きわどいシーンの時はめちゃめちゃ気まずかったです(/≧◇≦\)
『話題のドラマ×話題の主題歌』効果で、この曲はベストテンで見事1位を獲得しました(*^▽^)/★*☆♪ ちなみにただの1位ではありません。この時はベストテンにおいて『100組目の1位』だったのですよ!!
さあ、ここから彼らの快進撃が始まります。
友人経由でCCBにハマる
私は当時は中学2年生。 初めてメンバーの姿を見た時は軽く驚きました。カラフルな髪色はもちろんですが、『リードボーカルがドラマー』というのも個人的に斬新すぎて…。
それでも最初は『ロマンティックの人たち』という位置付けで彼らを見ていた私。まあ、この頃はチェッカーズ大好き少女でしたからね。
そんな私を『CCB沼』に引きずり込んだのは同じ部活の女の子でした。彼女は「私は将来、渡辺秀樹くんと結婚する!」と信じて疑わなかったっけ( ̄▽ ̄;)。
気がつくと私はバリバリ彼女の影響を受け、シングルはもちろんアルバムの曲まで聴きまくるようになりました。
極めつけは彼らのコンサートに行ったことですね。チェッカーズは私の住んでいる街に一度も来てくれませんでしたが、CCBは何と4回(地元の市民会館2回と常磐ハワイアンセンター※の2回)も!!
(※現在のスパリゾートハワイアンズ)
自分でお金を払ってコンサートに行ったのはCCBが初めてでした。ちなみにチケット代は2800円…LPレコードと同じ値段だったので今でも覚えているんですよ( ´∀`) 37年前で物価の違いはあれど安かったなぁ。
そしてこの時期は『ラッキーチャンスをもう一度』がベストテンにランクインしていた最中。だからこのコンサートが木曜日だったら生中継していたハズなんですよ。残念!(´△`) 黒柳徹子さんと繋がりたかったー(笑)
『 生CCB』に歓喜した夢のような2時間でしたが、一番心に残っているのは『forever』(アルバム『すてきなビート』収録曲)というアカペラ曲です。シーンと静まりかえった会場でメンバーの歌声だけが美しく響き、鳥肌が立ったことは今でも覚えています。
勝手に紹介! CCBの隠れた名曲
先ほど紹介した『forever』も最高ですが、他にも名曲が沢山!(#^.^#) ブレイク前の初期の作品を中心に紹介させていただきます。
・破れたダイアリー(アルバム『Boy's Life』に収録)
低音ボイスで魅せる関口誠人さんがメインで歌うほろ苦ラブソング( 〃▽〃)
・シェリー(アルバム『Boy's Life』収録)
こちらは笠浩二さんがメイン。誠実でシャイな恋心を歌わせたら、彼の右に出る人はいないかも(///ω///)♪
・もっとハートフルに愛して(シングル『スクールガール』のB面)
<永遠のリーダー>渡辺秀樹さんの『艶ボイス』全開‼️ 切ないメロディーラインはCCBならでは( ☆∀☆)
そして<鍵盤の魔術師>キーボードの田口智治さん、<ギター職人>の米川英之さんのお2人が奏でる音も素敵☆(すいません<>内の言葉は私が勝手に命名しました)
この気持ちは永遠
CCBの良さを教えてくれた友人には今でも感謝しています。彼女がいなければ、危うく『ロマンティックの人たち』で終わってしまうところでした(;>_<;)
色々な方面に手を出して 、我ながらミーハーだったな(^-^ゞ…とは思いますが、よく考えてみれば全然悪くないですよね。あの頃の好きな気持ちは形のない宝物で、私はそれをいっぱい持っているワケですから…。
また、次女が某バンドに夢中になっている姿を見ると、昔の自分を見ているようで面白くて仕方ないんですよヾ(≧∀≦*)ノ〃
渡辺秀樹さんが天国へ旅立ってしまったことは残念で仕方ありませんが、関口さん、田口さん、米川さん…3人のご健康とご活躍をこれからも祈っています(≧∇≦)☆
追記 笠浩二さんが2022/12/14に天国へと旅立たれました。今頃は英樹さんと音楽の話をしているのかな? 私たちに素敵な音楽を届けてくれたことへの感謝の気持と共に、ご冥福をお祈りいたします。