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応援することで自分の居場所が増えて、今がいちばん幸せです

こんにちは!OWL magazineアンバサダーの桝井かほです。

先日、東京武蔵野ユナイテッドと鈴鹿ポイントゲッターズの試合を観戦しました。コロナの影響でスタジアムに足を運ぶ頻度が減ってしまいましたが、「スタジアムで会える人たちとの交流」は、自分が自分であるために必要不可欠だと改めて思えました。

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おっと、その前に!

OWL magazineのメンバーが書いた本の販売がスタートしています。Jリーグだけでなく、女子サッカーやアマチュアサッカーにもフォーカスした本になっているところが、わたしは好きです。

〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編

これから残り46都道府県を巡る、記念すべき1冊目の本です。ぜひお早めに、ゲットしてくださいね。

東京武蔵野ユナイテッドの田口光樹選手

日本のサッカーはシーズン終盤。優勝争い、残留争い、昇格争いで盛り上がり、契約満了や引退のリリースに落ち込む時期ですね。

実家に住んでいた頃は、応援している奈良クラブから選手がいなくなることに落ち込んだのですが……。上京してからは、奈良クラブを去って様々な地域に散らばった選手たちに、心が救われています。

東京武蔵野ユナイテッドには、元奈良クラブの田口光樹選手が所属しています。

見知らぬ土地で、見知らぬ人たちに囲まれて仕事をしはじめたとき、「武蔵野を観に行けば田口選手がいる」ことが救いでした。奈良クラブ時代に親しく話したことがあるわけではないのですが、わたしにとっては「東京にいる数少ない知ってる人」という感覚です。

田口選手は奈良クラブ時代、大けがをして懸命にリハビリをされていたので、その姿が印象的です。だから、いま試合に出て躍動しているところをみると嬉しいですし、感動します。

その田口選手が、試合でわたしが販売している靴紐を着用してくれていました。客席のわたしに気付き、足元を指さしてアピールまでしてくれたのです。

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この喜びや感動は、長年奈良クラブを応援してきたからこそだと思います。

選手とファンの関係

わたしは、「サッカーが好き」という気持ちを源泉に、やりたいことを見つけ突き進んできた人間です。コツコツ努力をして、好きなチームや選手たちのお役に立てるような仕事ができたらと思っていました。

しかし、頑張れば頑張るほど、大きな壁にぶち当たることが増えます。そんなとき応援してくれたり、力になってくれるのが、過去に奈良クラブに所属した選手たちと、サッカー観戦を通して出会った仲間です。

わたしたちファン・サポーターと選手の間には、しっかりと一線が引かれていて、交わることはないと思っていました。線引きされていると感じるのが、ある側面では当たり前のことなのかもしれませんが……。

苦楽を共にしたファン・サポーターと選手の間には、絆があるような気がしています。

いま、わたしが販売している靴紐を真っ先に使い始めてくれたのは、奈良クラブに関りがある選手たちでした。口コミでチームメイトにも広めてくださって、じわじわと認知度を上げることができています。

鈴鹿ポイントゲッターズの佐藤和馬選手は、自分で起業してクラブの公式スポンサーをしています。サッカー選手以外に、アパレルや次亜塩素酸の販売、スポンサー営業など様々な職種を兼務して頑張っている選手です。わたしが「もう頑張れない……。」と思ったときに、「まじで頑張ってる人いるやん、ついていきたい……。」と、脳裏によぎる憧れの大人でもあります。佐藤選手は、わたしが販売している靴紐の告知をリツイートで広めてくれることがあります。

元奈良クラブで現Youtuber、LISEMのたかさんは、わたしがユニフォームを買って応援していた選手です。LISEMはいま、コナミの企画であるWinner’sというユーチューバーのサッカーチームで大人気です。その動画内で、LISEMの一員であるけーごさんが靴紐を使用してくれているそうです。

大好きで応援している人たちが、自分のことを応援してくれて、思わぬところで商品が広がっていくという、ありがたい体験をさせてもらっています。感謝を忘れず、今まで以上に人を応援できる人でありたいなと思っています。

このようなことが起こるのは、奈良クラブのカテゴリーだからなのかな。と思っていたのですが、そういえば山岸祐也選手も、一度だけリツイートをしてくれたことがあります。

わたしはファンサイドから、サッカーのために活動するという考えの人たちが好きです。OWL magazineや西葛西出版の活動も、サッカーの価値や可能性が広がる、素敵な活動だと思います。

田口選手は、すたすたぐるぐるを認識してくれていて、試合後スタンドに向かって「あの本なに?」と聞いてくれました。

サッカーを通した思いがけない出会い

東京武蔵野ユナイテッドvs鈴鹿ポイントゲッターズの試合を観戦したのは、3つ年上のお姉さんからお誘いをいただいたからでした。

奈良県に住んでいたわたしと、関東に住むお姉さんとの出会いは、5年前の総理大臣杯でした。大阪で行われた大学サッカーの全国大会を観にこられていて、話したのがきっかけです。

バリバリ働いて、かわいいバッグやコスメを持って、強気で人にモテて、学生だった私には眩しくてかっこいい存在でした。

それからさまざまな地域で一緒にサッカー観戦をしています。わたしがタイへ移住する前日には、名古屋港サッカー場で奈良クラブとマルヤス岡崎の試合を観戦しました。

大学を辞めて、当時の彼氏をおいてタイに行くと言い出したときは、「その根性が好きだよ」と言って送り出してくれました。

「サッカー」という共通の趣味がなければ出会えなかった人ですが、今の自分を構成する大事な友人です。

バックグラウンドが全く違う方と深い関係になるきっかけは、わたしにはサッカーしかありません。

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スタジアムで会える仲間

前回、東京武蔵野ユナイテッドの試合を観戦したときに話したみーやんさん。先日もお会いすることができました。

言いたいことは、みーやんさんの投稿の通りです。スタジアムで会える人との関係が、自分を楽しく明るくしてくれます。コロナの規制が緩和され、もっと自由に試合を観戦できるようになったら、サポーター仲間との交流が増えてもっと楽しくなるんだろうなと思いました。

SNSで話題になったリセルさんの記事は、「いじめ」に関する内容です。サッカーに生きがいや使命感をもらった人間として、とても読んでほしい記事です。

以下の部分は購読者限定となります。リセルさんの記事を読み、わたしにとってのサッカー観戦やサポーター仲間との関係を書きたくなったので、自分の過去を思い出してみました。生々しいですが、ぜひみなさんに読んでいただきたいです。最後に東京武蔵野ユナイテッドを観に行く方におすすめの、プチ新大久保旅を載せています。

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