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《空気は語れない‼️》【統制環境とキャリア⑨】

さて、続き、でもないな。発想を変えて、そもそもの書く理由を問い直してみた。伝わらないのはもう、十分だ。

私はこのアカウントで、伝えるためにまた、書き始めたのだ。思い立ってすぐ、私にしか書けないコトを、記事にし始めた。まだ10日ほどだ。そして、私の方からお願いして記事を読んでもらって、難しい、と指摘され、その指摘が思いの外、響いている。F田さん、ありがとう。

難しい、という指摘自体ではなく、難しくないように、難しいと感じさせないように、気をつけて書いていたつもりの自分にショックを受けた。また、やってしまった。独りよがりは、試験勉強の次に得意だ。

で、昨日、記事を書き始めて、途中で止まってしまった。いや、途中ではないな。書き始める段階で、指が動かなかった。無理して、『続き。』と書いた時点で、続けられない自分に気づいた。

一昨日の番外編は、それはそれで、書きたいコトを書いた。でも、やっぱり『難しい』と思われてしまう、という恐れがあるんだろうね。面白い。そんな自分を楽しんでます。

『難しい』について考えた結果、言葉に対する距離、ではなく、言葉に対する感覚、が私の書きモノを難しくさせているんじゃないか、と今更ながら、腑に落ちた、気がした。

言葉に対する感覚、というのは、言葉を受け取るスタンス、とも言い換えられる。私は全面的に受け身だ。私の主観は取り敢えず、隠れている。なので、そのままスルッと言葉が私に入る、気がしてる。

そして、スルッと入った言葉を、今度はメチャクチャにこだわりのある私が吟味する。すなわち、インプットに制限がなく、インプットされた言葉に対して、検証と言ってしまえるほどの、主観的な想いをぶつける時間が訪れる。

試験勉強が得意なのは多分、それが関係してる。インプットが速くて、理解も速いのだ。

当たり前だが、私以外の方が、私の記事を読むのだ。想像に難くない。当然に伝わるモノが大きく変わる。多くの方は、受け身ではない。読もうと思って、読んでいるのだ。有難い。だから、それぞれの主観で、私の言葉を受け取るのだ。難しくなるはずだ。”内部統制”も”統制環境”も”キャリア”も、大層、難しいハズだ。

続きを書けなかった昨日、”内部統制”について、”内部統制”に業務として向き合ってる方々との会議があった。テーマは『どうやって”内部統制”を伝えるか』。まさに、ピンポイントでのタイミング。そういうコトはよくある。ちなみに今日の午後1時ごろ、半年以上、連絡を取り合ってなかった方のコトをふと、思い出した。で、新しい名刺の画像を送ってみた。

『今、シンガポールにいるんです。昨日、着いたばかりで。会社を設立したんで、税金のコトとか、教えてもらおうと思ってて』

そういうコトだ。虫の知らせ、というのは悪いコトが起こりそうな時に使うらしい。風の便り、は他者から伝わってきた時に使う。

シンクロニシティ』というのかもしれない。ちなみに、乃木坂46の20枚目のシングルのタイトルでもあるが、私は悲しい出来事がなくても、一人で、夜の街をただひたすらに歩く。独りでないとマズイ。連れ立った方を、絶望させるくらいに長く、歩くから。

話が脱線するのは、そんな感じで、独りで延々と昼夜問わずに歩いてるから、考えがスッキリまとまり過ぎて、むしろ、それを伝えたくなって溢れているのかもしれない。迷惑な投稿者だ。すみません。

”内部統制”は組織があれば、必ず、そこにある。というより、全部が”内部統制”だ。生物が細胞で構成されているように、物質すべてが分子や原子の集合体であるように、組織は”内部統制”で構成されている。

だから、”内部統制”は難しいのだ。どれもこれも”内部統制”で、そんなコトを捉えようとしている組織の構成員であるヒトも”内部統制”の一部だ。

さらに言えば、”内部統制”が機能するための前提である”統制環境”というのは、もっと難しい。難しい概念の基礎となる概念だ。目に見えず手に取れないモノだけでなく、手に取れるモノも、それを手に取ってる者も、すべてが”統制環境”に属するのだ。あー、絶望的に難しい。

先に述べた会議において、私の解説を静かに聴いてくださっていた方が、おもむろに言った。

『じゃあ、伝えるのは相当、難しいですね。だって、全部っていうコトは、空気みたいなモノですよね。空気は伝わるモノで、簡単に伝えられるモノでもないですから』

空気の大切さを伝えるように、また明日から、”内部統制”と”統制環境”と”キャリア”を、アナタの心に届けられるように努力します。

統制”環境”だけに。

『会計士の輝く社会のために、また明日』


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