演劇に興味を持ったきっかけ

競馬ブームや映画・優駿の影響もあり、中学の頃は競馬にのめりこんだ。

競馬に憧れ、北海道で騎手を目指したい!親に相談→「馬鹿言ってんじゃないの」と一蹴。(*今冷静に考えると、千葉の競馬学校では…)

高校に進学。身長も騎手を志すには少し大きくなってきたので、騎手ではなく牧童(牧場で働く子供)になろう。北海道に行こう!また親に相談。もちろん一蹴。

そのころ読んだ漫画「動物のお医者さん」に影響を受け、獣医を目指す。

私立文系コースの自分が、国立理系の大学を志望し始めたので、担任は驚愕。「志望じゃない…無謀だ…」一蹴。確か塾だか学校だかで受けた模試は371人中371人。だんとつだ。

将来何をして生きていくのかがわからなくなった時に、ひらめいた。

頭がよくなくても、学歴がなくてもなんにでもなれる職がある。俳優だ。

その発想自体、頭が十分に悪いのだが、単身上京。養成所や小劇団を渡り歩いて、気づけば着ぐるみショーやイベントの司会、エキストラをやっていた。メインのバイト先は新宿の某レンタル・販売チェーンショップ。有名人もちょくちょく来店したりしたが、働いている同僚も今では有名な漫画家や映画監督、役者、活弁映画を撮る人、モデル、イベントプロモーター、DJ…。今考えればすごい人たちが集まっていた。平成のトキワ荘だ。そこで知り合った方の映画にも出して頂いた。そこで舞台や映画、イベント等の経験を踏ませてもらった事は今でも感謝しています。(続く…??


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