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毎日エッセイ:2022年クリスマスの憂鬱

 ここ最近は文章を書くのがしんどくなってきて、更新頻度が落ちてしまった。毎日更新(大嘘)になっている。書きたいことはまだ多くある。しかし、それを自分に満足のいく形で文章にするのが難しい。何か主張しようとすると、堅くて説教臭い、自己啓発本のような文章になってしまう。主張を語るのならそうなってしまうのは仕方がないのかもしれない。しかし、僕は自己啓発本がなんとなく好きではないので、それに似た文を書くことを僕の捻くれた精神が拒んでいる。僕は説教臭い文章よりも、書いている人の日常や普段の考え方が滲み出ているような文章の方が好きなのだ。
 というわけで、今日一日の日記を胸の中に渦巻く鬱憤と共に放出しようと思う。

 11時ごろに目が覚める。先月までは若干丁寧な暮らし(?)をしていたはずなのに、もう生活リズムが壊れかけている。布団の中からスタンドに立てかけられたギターが見える。買って3日目なのにもうギターの練習をする気が起きない。が、5万円を無駄にする訳にはいかないので体に鞭を打って練習を始める。
 簡単なC,Dコードすら、めいっぱい力を入れて弦を抑えないと綺麗に鳴らない。指先が凹んで凄く痛くなった。ただ、練習を続けるうちに指先が硬くなって、楽に弾けるようになるとネットには書いてあった。本当かはわからないが、とりあえず信じて練習を続けるしかないだろう。起床時はやる気皆無だったのに、5時間ギターを触り続けていた。しかし、成長の兆しは見えない。過去の「いくら頑張っても才能がなく運動ができるようにならなかった体験」が、努力しても成長しない未来を想像させ、憂鬱な気分にさせてくる。が、まだ諦めるには早いので、とりあえずこれからも頑張りたい。

 夕方ごろに食材を買いに出かけようとした手前、今日がクリスマスイブであることに気がつく。案の定、スーパーはカップルだらけだった。いや、「数時間後にセックスする人たち」だらけと言った方が正しいかもしれない。後で汗だく全裸アクメキメる癖に、一丁前に身なり整えてて気持ち悪い!なんて童貞丸出しな思考を巡らせながら、鬱々とひとり食材を買って回る。

今日作ったのはこのレシピ

豚バラは高くて買えないので豚こま切れを使った。余った白菜が冷蔵庫を圧迫していたので、全部消費できてすっきりした。冷蔵庫に、「しばらくしたら腐ってしまう野菜」という時限爆弾を抱える不快感と、それを消費した快感。勝手に不快になって、それがゼロに戻っただけで気持ちよくなっている。なんだか滑稽な気もする。しかし、料理をせず雑にコンビニ飯を食らい、快も不快も何も感じず、無味乾燥な生活を続けるよりはこちらの方がいいだろう。

 食後にだらだらとこの日記を書いている。今この瞬間も、セックス人間たちがアクメを決めまくっているだろう。やるせない。それを尻目に、僕は「ぼっち・ざ・ろっく!」の最終回に備える。少なくとも、このアニメのおかげでまだ僕は気分を紛らわせることができる。





嘘です。

セックスしたいいいいい!!!

中イキアクメキメたいいいいい!!!

愛されたいいいいい!!!

「大学に行けば彼女できる」とか思い込んでた、精神異常高校生の俺見てるか?お前は大学4年生になってもコミュ障引きこもり陰キャ童貞キモオタのままだよ、弱者男性にも近づいてるよ。
あと卒論そっちのけのまま一日が終わってしまった。凄く惨めな一日だった。ため息が止まらない。

おわり


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