ダラダラ少年

いつも家でゴロゴロしている少年がいました

そんな少年にも、夢がありました

絵本作家になりたい

有名になりたい

音楽で人を元気にしたい

けれども少年は、毎日家でゴロゴロしていました

少年の心の中は、焦りでいっぱいなのに、

ゴロゴロしていました。

ある日、いつも通りゴロゴロしていると

いつの間にか、寝てしまいました

夢の中で、誰かが少年に語りかけます

貴方は、今柔らかい地面で寝転んでいて、

すごく快適ですね

貴方が、行動することにより、地面はより踏まれて、どんどん固くなっていきます

そうすると、寝心地が悪くなってしまいますよね

柔らかい地面で、スタートダッシュが出来ますか？

貴方は、今寝転んでいます

貴方の望む夢に向かってなにか行動してみては、いかがですか？

最初は誰も認めてくれず、

ただ、足踏みをしている状態かもしれません

ですが、貴方の足踏み1歩1歩が、

地面を固く強くして行きます

するとスタートダッシュで上手く地面を蹴る事が出来るはずです

でも、忘れては行けないのが、足踏みをずっとすると疲れてしまいますよね

そんな時にスタートダッシュをすると

存分に力が発揮できません

歩くという字は、少し止まると書きます

少し止まって、周りを、自分を、状況を、環境を、見直してみましょう

そして、また1歩だすと、また違った景色が見えてきます

その先に、貴方が夢見た景色があるのですよ

夢見た景色を見たあとの寝心地は、

柔らかい地面で寝ていた時よりも、

気持ちよく、幸せで、ぐっすり寝れるでしょう

貴方は今夢の中にいます

目が覚めると新しい少年の人生の始まりです

第1歩は、力強く、踏み込んでみましょう