親子の言葉×母の背中

京都に帰省した時に久しぶりに母と会う機会がありました。
事前に予約したお店に待ち合わせをして、久しぶりに母に会った。

まともに、二人で会ったのはいつぶりだったのか。
老けたな・・・と思った。痩せている姿に、何とも言えない気持ちになりました。

京都の蟹のコースを個室で召しあがりました。
普段は全くお酒を飲まない母は嬉しかったのか、珍しく瓶ビールを頼んでくれて、乾杯しました。人生で初めての母との乾杯でした。

話は基本昔話でした。中学の時はこうだった！とか小さい頃はこうだった！とかを話して、凄く久々に自分は人の子供なんだと実感した日でもありました。

色々と話をして、今の現状や仕事の事は一切と聞いて来ない母でした。
そして、食事が終わり。

「何で、今の事は聞かないん？」僕は聞きました。
「好きに生きたらいいやん。頑張りや」の一言でした。

いつも、仕事ばかりして会う時間もなく。勝手に生きて来た自分には、何か心に刺さる言葉でした。

お店を出た後は、駅まで送ると。
「お母さんも頑張るから!あんたも頑張りなね」笑顔で手を振って背中を見せて帰って行きました。

故郷を離れていると、人生で会える回数って何回あるんだろ？・・思う気持ちと、感謝の気持ちがこみ上げてきました。

帰り道の歩いてる時は、僕は介護の仕事をさせて頂いてるんだ。それだけ伝えた日でした。
母は、いい仕事につけたね。そんな一言でした。

長生きして欲しいな。と久々に感極まった日でした。
関東に戻ったら、一歩ずつ、一歩ずつ目の前の道のりを笑顔で歩んでいこうと深く思えた日でした。

読んで頂いた皆様も、たまには親に感謝の言葉でもかけて見るの良いのではないでしょか？(^^)/

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