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昭和生まれの元証券マンの独り言

【マーケット徒然草NO.26】

 【金利】のない世界から【金利】のある世界へは、パラダイムシフトと言って良い我々も意識革命が必要です。
しかし未だに【金融緩和】を継続せよ!という方も少なからずいらっしゃる様です。
 前回、【アベノミクス】に関して、格差拡大の緩和策として【NISA積立】の様な制度を国民に周知させて【金融リテラシー】を向上させるべきだった。とお話ししましたが、今からでも遅くはありません。
 セミナーでもお話ししましたが、【投資】の要諦は(長期・分散・積立)ですから、本来米国の様に学校教育で基本的なことを学ぶ様にすべきでしょう。
正常化(2%の緩やかなインフレ時代)に向けた制度設計が、官民挙げて必要であり、【モルヒネ】での痛みの先送りが【異次元金融緩和】の実体で、その副作用で苦しんでいる日本の現状を理解すべきです。
2,179兆円(昨年9月末現在)の個人金融資産の活性化が、成熟国家日本の進むべき方向性であり、批判の為の批判では前に進みません。反省点は素直に認め、将来に前向きに備える自立を促すことが求められる政策です。
何度も同じ話しで恐縮ですが【積立NISA】を始めることが、その『解』です!
 実は企業年金の世界ではいち早く【確定給付年金】から【確定拠出年金】通称(401K)に変更された経緯があります。
その時、山田の弟も勤める会社に業者(金融機関)が来て説明されたが分からないので「銀行定期」に入れたそうでした。そして、全然増えないのでと数年前に相談があり、株式投信に切り替えて折からのマーケット上昇で資産拡大、感謝されました。
お恥ずかしい話しですが、山田自身も自分のことは無頓着で【401K】スタート当初は、何も考えずに「銀行定期」に入れており、アベノミクス開始時(当時、富裕層向け資産運用及びアドバイスをしていました)お客様に沢山儲けて頂いた後に、はて、自分の【401K】が、【銀行定期】だったことに気付き(思い出し)、慌てて株式投信に切り替えたのでした。(今では山田の大事な老後資産です)
山田の証券会社時代の同僚も似たようなもので、資産運用に縁のない一般の人のハードルは一層高いと想像します。

 『資産運用』の世界は難しい、とっつき難いところがあり、巷のキャッチーな煽り気味のSNSには、詐欺とまでは言いませんが、山田は憂慮しております。
【上手い話し】はないと分かっていても、人間は弱いものです。【儲かる】という甘言が蔓延している世界を避けてください。

 このNOTEは、そういった世界とは一線を画した、【投資に対する基本的な考え方】をお伝えし【個人の金融リテラシー】の向上を願うもので、その為に山田の経験が参考になればと始めたものです。

【インフレ時代】(正常化時代)を生き延びる『解』が【投資】であり、そこには自助の精神が必要であり、【積立NISA】が金融庁(国家)が国民に提供する最良の制度と山田は考えています。
勿論、制度設計は良くても魂を入れないと成功しません。
 幸い、【NISA口座】は、昨年9月末で2,500万口座(成人4人にひとり)と順調に裾野が広がっており、成功体験を通じて【金融リテラシー】の向上を祈ります。
 山田もその一助を担えればと行動しており、そのひとつが【セミナー】であり、多くの方の参加を希望致します。

⭐︎証券投資セミナー⭐︎〈無料〉
3月30日(日)12時半受付13時〜14時
(その後質疑応答14時半頃終了予定)
場所は新橋駅近く
   【詳細は改めて告知】

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