【百人一首】 第一首 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ」のオリジナル動画について解説!
こんにちわ、こんばんわ、K×K及びYouTubeチャンネル『ぽこ・ザ・ドッグ』ディレクターのきょっきょです!
今回は、先日YouTubeにて公開しました、百人一首 第一首「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ」について解説します!
今回解説する動画については、以下です!
第一首「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ」について
まず、この歌の基本情報についてですが、現代語訳は
「秋の田のほとりにある仮の小屋、屋根の苫の目が粗く、私の袖が夜露に濡れてしまう」
といった意味になります。
歌の背景としては、
と言われています。
僕が歌に反映させたかったこと
この歌と背景を聴いて、私が動画に反映させたかったこととして、
・農民の年間を通して稲を育てることの苦労
・また、農民は自分の家族のため、そして、国のために一生懸命に田を耕し稲を育てていたのだろう
・その姿そして思いに天皇は感動し、この歌を歌った。露に濡れた袖は、屋根から滴る夜露だけでなく、感動して流した涙でも濡れていたのではないか
以上が私の考えた解釈です。これが本当だとしたら、天智天皇はなんて心の優しい方だったのでしょうか・・・
でも、僕の天皇への印象等も多少なり見解が入っている解釈となっているかと思います。(色々間違っている部分あると思います、有識者の方ぜひコメント等で教えてください🙇♂️)
それで書いた歌詞がこちら
以上の歌詞をSunoAIにて作曲してもらったのが、動画のような楽曲です!
(曲調については、House musicで!とお願いしました!)
この歌では「かりほ」の部分が強調されるような歌となってます。
かりほは「刈り穂」と「仮庵」の掛詞となっていて、この歌の奥ゆかさを演出している言葉となっています。そこを強調してくれるこの楽曲は大変素晴らしいと思いました・・。(AIすごい)
アニメーションについて(解説)
まず、冒頭から登場するワンちゃん。そう、「ぽこ」です。このぽこは登場シーンでは幼く、父や祖母が耕している姿を見ながらサビへの切り替わりで青年となった姿を見せてくれます。
これは田んぼを何世代にも渡って、耕し続けてきたことという時の流れを表現しています。(ちなみにぽこの親は髪の毛(?)が1本しか生えていません、細かい表現です・・・笑)
それにより、親から子供へと技術が伝わる、おいしいお米が育つ。それを献上された天皇は感動する。
そんな様子を感じながら、動画を見ていただけると嬉しいです。
そして、終盤、急にぽこが宇宙にいきますね!?
そうこれは、ぽこのある設定の暗示となっています。今後明かされていくことになるかと思うので、今は伏せておきます😌
宇宙に入る前のノイズシーン。あそこもこだわりが詰まっています、書き出しで一番重い箇所の様です(笑)
宇宙空間を抜けると、そこには山が・・・
そう、「香具山」です。
第二首 「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてう 天の香具山」
に続きます!次回作もお楽しみに!
あとがき
今回、初めてオリジナルアニメーション(?)をGK(僕の友人。詳しくは下の前回記事を読んでいただけますと幸いです!)と制作しました。
やはり彼の凄さを実感すると同時に、もっといい作品を作れる!という気持ちも沸き上がってきました。
次はもっといい作品が作れるように作成の方針も見直してました。
第一首については、僕のイメージを文章で伝えただけでしたので、修正が何回も入り、アップまで時間を要してしましました。そこで、僕が絵コンテを作るとことからまずは始めることにしました!
試しに描いてみたけどまあ酷い絵です😅
次がどうなるのか非常に楽しみです。お楽しみに。
でもその前に、まずはEnglish Ver.が上がる予定です!
English Ver.を上げる理由としては、和歌の面白さを海外の方にも味わってもらいたいという思いからです。。。
しかもこの曲がまたいい!!日本人の皆様にもぜひ聴いてもらいたいです!
チャンネル登録してアップをお待ちください🙏
K×K代表 きょっきょ
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