(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちはカエルです。
カエルには昔から好きな漫画があって、高校時代に親友から教えてもらった漫画で『エルフェンリート』という作品なんですけど。
2002年から週刊ヤングジャンプで連載された作品で、2004年にはアニメ放送もされました。
そのオープニング曲として作られたのが、
『Lilium』
です。
(蛙๑╹ω╹๑ )<OP映像も良いのでYouTubeでご覧ください。
ちゃんと日本の作曲家、アーティストによって手がけられた楽曲ですが、歌詞はラテン語で構成されており、タイトルもラテン語の「百合」に由来するものとなっています。
さらに歌詞は、
旧約聖書「詩篇」
新約聖書「ヤコブ書」
グレゴリオ聖歌「キリエ・エレイソン」
賛美歌「めでたし世の希望なるマリアよ」
から抜粋されている事から、『讃美歌』として海外で歌われる事の方が有名という、特異なアニソンとなっています。
荘厳でありつつどこか哀しさを感じるのは、この曲が『エルフェンリート』という作品の為に作られたからに他ならず、
人間の遺伝子の突然変異によって生まれた、頭に2本の角が生え、見えない腕の特殊な能力を持つ女性型ミュータント・二觭人の少女ルーシー。
彼女は新人類「ディクロニウス」のオリジナル(ミトコンドリア・イブ)であり、生殖機能を持った唯一の個体として研究されていたが、研究所を脱走した際にコウタという青年と出会う。
ルーシーは脱走時に頭部を撃たれた衝撃で生まれは別人格「にゅう(コウタ命名)」とディクロニウスの種としての本能である「DNAの声」の3つ性質を持っており、人類を絶滅させようとするDNAの声と、それに抗おうとするルーシーとにゅう、そしてヒトであるコウタやその仲間たちの物語が描かれている。
さらに、研究所で実験台にされ、生殖機能がない「ジルペリット」と呼ばれるディクロニウスや、ジルペリットを操作する研究所員。
ディクロニウスを殲滅するために動く警視庁特殊急襲部隊(通称:SAT)の隊員。
など、多くのキャラクターと組織が動き、人類と新人類の対立と愛憎が描かれている。
(蛙๑╹ω╹๑ )<けっこうグロめだから好みは分かれる作品だけれど、ストーリーが深く、キャラクターのバックグラウンドの描かれ方など没入感が強い作品で面白い。
作品は各種配信サービスで観ることができる。
https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.5ea9f557-8568-fbf8-b194-b78247ba24e6&territory=JP&ref_=share_ios_season&r=web
で、カエルは定期的に『Lilium』を聴きたくなるのだけれど、色んな人や団体がカバーしていたり、色んな場所で歌われたりしていて、興味深い。
Vtuberグループにじさんじの 町田ちま だったり。
モスクワのチャイコフスキーホールで男性合唱されてたり。
そもそも公式に男性ver.が存在しており、アニメ本編でも使われているので、聖歌隊との親和性が高い。
スペインのクリスマスコンサートでも歌われる。
完全に讃美歌。
事実、エルフェンリートは海外人気の方が日本国内より高い(国内評価ももちろん高い)そうなので、音楽の力ってのはやっぱりすごいなぁ。
と思うわけです。
(蛙๑╹ω╹๑ )<音楽がアニメを知るキッカケになるなんて事は、素敵な事ですよね。
さて、もう何回か『Lilium』をリピートするか。