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【noteで学ぶ健康習慣の科学52 :「睡眠時に音楽やTVの点けっぱなしはNG」って話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
睡眠に関する豆知識回。
睡眠の質を上げるためのnoteはこれまでも書いて来ました。
【noteで学ぶ睡眠の化学①:睡眠のルーチン】
【noteで学ぶ睡眠の化学②:レム睡眠・ノンレム睡眠の役割】
【noteで学ぶ睡眠の化学③:睡眠を阻害するもの】
【noteで学ぶ睡眠の化学④:良質な睡眠に必要な7つの条件】
【noteで学ぶ睡眠の化学⑤:睡眠によるQOLの上昇】
しかし質の高い睡眠を意識していても、何気ない習慣が睡眠を妨害している事があります。
それが「音楽やTVから聞こえてくる他人の声」
実験では、17人の男女を対象に、
睡眠中「親しい人の声」を聞く
睡眠中「知らない人の声」を聞く
2つの状態で脳がどんな反応を示すのか調査。
【結果】
「親しい人の声」
⇒脳波に変化はなかった。睡眠の質は妨害されない。
「知らない人の声」
⇒深い睡眠(レム睡眠)の状態でも、脳波は激しく変化した。警戒状態を示す[K複合体]と呼ばれる波形が出ていた。
ということで、「ヒトは睡眠中、聞き慣れない音声に対して過敏に反応する」ことが解っています。
睡眠は暗く静かな環境で取る。
というのが定番かつ王道の睡眠環境ですが、人によってはTVや動画を観ながら寝落ちてしまったり、睡眠中に音楽を聴いたり睡眠学習用の音声を流して寝る。という方もいるかと思います。
自然音など音声を含まない音楽であれば効果は異なりますが、脳を掻き乱してしまう音声を流すのは脳の疲れが蓄積される原因になってしまうので控えた方が良さそうです。
□睡眠の質を上げる音楽
フリブール大学の調査で、研究者が制作した「睡眠の質を上げる音楽」がYouTubeで配信されております。
研究者が作った睡眠用の音楽を聞いてから昼寝
睡眠誘導テキストの朗読音声を聞いてから昼寝
・音楽を聞いたグループは浅い睡眠の量が減り、深い睡眠の量が46.18%ほど増加
・主観的な睡眠の質も、音楽を聞いたグループの方が高くなった
睡眠の質ではなく「音楽を聴いてから睡眠」というところがポイントです。
つまりリラックス状態になってから睡眠に入った。ということですね。
睡眠中に聞いても効果はゼロではないでしょうが、寝るときはなるだけ無音のほうが良いでしょう。
■『お風呂は寝る2時間前に入ろう』という知識の話
睡眠前の入浴時間もより睡眠の質を上げる効果がありますので参考にどうぞ。
ヒトは人生の1/3を寝て過ごします。
質の高い睡眠は人生の質を上げる大きなファクターですので、意識高い系睡眠を目指しましょう(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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