【１分で読める筋トレの科学10：『重曹』で"疲れにくさ"と"筋肉"が手に入るかもしれない】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
筋トレ関連で面白い情報を読みまして、
■重炭酸ナトリウム（重曹）の摂取は、高強度の断続的な運動（HIIT）パフォーマンスを改善させる
■6週間のHIIT中の重曹摂取が大学生の運動パフォーマンスに及ぼす影響
また、パレオさんのブログでも。
■料理と掃除に使う「アレ」で疲れにくい体になるし筋肉にも増えるし、みたいな実験
だいたいどの実験でも、20代の男性や学生が被験者で、HIIT（高強度インターバルトレーニング）を6〜8週間行ってもらい、重曹を飲むグループとプラセボ（小麦粉とか）グループに分けて、期間後の「疲れにくさ」とか「回復力」とか「筋肉量」とかを比較しています。
で、どんな結果が出たのかって言うと、
・疲れにくさ 34%アップ
・運動パフォーマンス 14%アップ
・トレーニング後わずか10分でも疲れからの回復に有為な差が出た
・トレーニング開始後3週間時点で、重曹グループには筋肉量の有為な増加があった
みたいな内容になってます。
なお、接種した重曹の量は体重60kgの人で１日約12g（大匙１杯）程度
トレーニングの前後で飲んだそうです。
重曹（ソーダ）は弱いアルカリ性の粉で、主に医薬・ふくらし粉などで使われており、食品添加物の一種です。
消火剤、掃除、脱臭などにも用いられことが多く、そちらのイメージが強い人も多いかも。
割とクッキーやパンケーキなどのお菓子なんかにも入ってるので知らないうちに摂ってたりします。
そんな重曹に疲労の回復作用や筋肉増加の効果があるのはあまり知られていません。
摂りすぎなければ大きなデメリットも無いため（体重１kgに対し1.26g摂取すると呼吸器に異常をきたすこともある）、１日大匙１杯程度を飲み物や食べ物に混ぜて摂るのはアリかもしれません。
トレーニーは筋肉量増加の用途として、肉体労働系の人は体調管理に、摂ってみても良いかも。
参考にどうぞ(o・ω・o)
【参考記事】