「毎回エンディングが違うアニメ」ってどれくらいあるんだっけ?『珠玉の4作品』の話。
(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちは、カエルです。
今回はアニメのエンディングのお話。
アニメと音楽/主題歌は切っても切り離せないもので、近年話題の作品では主題歌も超重要。
ま、「それは昔からだろ!」って気もしなくないですが、昔はアニソンがYouTubeで1億再生以上される。いわゆる「世界的バズ」になる事はなかった。
そもそも世界中の人が同時期に同じアニメを観れるようになったのが昨今のお話だし、アニメが「オタク文化」と揶揄されにくくなったのもここ10年内くらい。
一昔前はアニメを観てる人はそれだけで「オタク」「キモい」なんて後ろ指さされる事もあったし、大人になってアニメ視聴やオタ活、推し活してる男女は会社や学校でそれらをひた隠しにしてた頃もあった。
メディアなんかが「アニメは数字が取れる」って気がつく前にいたっては、若い男性が犯罪を起こすと「犯人の部屋には大量のアニメや漫画、ゲームがあり、影響を受けたものと思われ」みたいなエビデンスの欠片も無い妄言がお茶の間に流れてた。
っていう話は今回は置いといて笑
今回は、エンディング曲が毎話変わるアニメ。
にスポットを当ててみたい。
(蛙๑╹ω╹๑ )<前振りは何やったんや……。
❑先に。
「1クール内でエンディング曲が変わるんだけど、毎話じゃない」アニメも紹介してみる。
ただし1クール内で1回2回だけ変わる特殊EDは除く。
◼︎『ぼっち・ざ・ろっく!』
(蛙๑╹ω╹๑ )<だいたい4話ごとにエンディング曲が変わって、「うわこの曲めっちゃ好き!」みたいな声がSNSでよく聞こえてた。
そして最終話のEDはASIAN KUNG-FU GENERATION『転がる岩、君に朝が降る』のカバーだったんだよね。
アニメのサブタイトルが毎回アジカンの曲名オマージュだったから、最終話でアジカンの曲をぼっちが歌ったのはエモだった。
ぼっちの中の人、青山吉能の姉はガチのアジカンファンでその影響モロにうけてたリアルぼっちちゃんことよっぴーは最高にエモい最終話のエンディングを務めたんだよね。
ラジオでそんな話してる。
『ぼっち・ざ・ろっく!』は音楽が良いアニメは世界にも通用する(社会的評価で世界一を獲れる)事を証明したアニメの1つになったよね。
◼︎化物語(EDじゃなくてOP曲)
(蛙๑╹ω╹๑ )<エンディングは1クール通して変わらないのだけれど、OPはそのエピソードのメインヒロインが歌うっていうルールの『化物語シリーズ』
千石撫子の『恋愛サーキュレーション』はあまりにも有名。
撫子の中の人こと花澤香菜は海外でのアニメイベントでもよく歌ってる。
◼︎Renai Circulation (Live) - Kana Hanazawa Live 2019 "Festival" en China - [Hello Kitty] - HD
(蛙๑╹ω╹๑ )<ざーさんは本当においくつになっても美しいんだ。最近の声優さんのビジュ、男女問わずどうなってる??
さて置き、『物語シリーズ』は今期も話題で待ちに待ったオフ&モンスターシーズンが始まったものだからガチファンのカエルはアガッいるのです。エンディング曲はまさかのYOASOBIだったしね。
◼︎オフ&モンスターシーズン/YOASOBI「UNDEAD」
(虫圭*•ω•)Clarisじゃないんか。そーか……。ま、Clarisじゃなかったのは今回だけじゃないんですけど。
◼︎終物語ED/瀧川ありさ 『さよならのゆくえ』
(蛙๑╹ω╹๑ )<だいいち、神EDの第1発目があっただろーが!!!!
◼︎化物語/supercell「君の知らない物語」
ざーさんもうたってます。
◼︎花澤香菜/君の知らない物語 from CrosSing
(蛙๑╹ω╹๑ )<いや、声優さん歌うますぎんか?
(蛙๑╹ω╹๑ )<で、やっと今回のテーマ。
毎回エンディングが違うアニメについて。
アニメってだいたい1クール12話の構成が多くて、OPとEDの曲がセットになっているものだけど、中には『特殊ED』つって、スペシャルな演出がかかった通常のEDの特別バージョン、もしくは特殊EDの為の一曲が用意されてたりする。
◼︎ケムリクサ11話&12話
(蛙๑╹ω╹๑ )<アニメ『ケムリクサ』より。
例として最適じゃなかろうかってくらい最適。
さすがたつき監督やで。
11話は本編クライマックスからEDに入る演出で、これまで観ていた「通常ED」が本編の伏線だったということが判明した衝撃の回となっているという特殊ED
そして12話で流れるEDは、それまで初音ミクの歌声だったボーカルがサビ部分から主要ヒロイン3人に変わるという特殊EDになってた。
・アニメ本編とEDがリンクしていたパターン
・ED曲そのものが特別バージョンになるパターン
(蛙๑╹ω╹๑ )<の2種類。
次はそもそもこの回のために用意されてた特殊EDの例。
◼︎君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第11話EDテーマ「今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよね♡」
(蛙๑╹ω╹๑ )<この曲が公式のED曲として全国のお茶の間に届いたというのだからおそロシア。
(蛙๑╹ω╹๑ )<とまあ、アニメED曲と一言で言っても色んなパターンや制作チームからの仕掛けが用意されていたりします。
そして、今回のメインテーマである、
「毎回エンディングが違うアニメ」
(蛙๑╹ω╹๑ )<です。これはもうそのまんま。
1クール12話だったら12話ともEDが別の曲だった、ってパターン。
別名「制作費どうなってんの?」のパターン。
1期が2クール24〜26話だったら26曲の歌唱EDが用意されているって事になってくるので、いよいよ意味不明なコストの掛け方とこだわりの見せ方。って感じ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<じゃ、そんな狂ったアニメーション紹介、いってみよう!
❑ニンジャスレイヤー
(蛙๑╹ω╹๑ )<TV版と配信版とでエンディング曲が違う『ニンジャスレイヤー』
OP曲合わせると約40組のアーティストが参加している。
完全に狂ってる。
アニメそのものも描き方に賛否両論あったアニメで、大バズりしたとは言い難いアニメだったのだけれど、そもそも『ニンジャスレイヤー』ってコミックは世界的に人気で、日本でもネットオタクたちがミームを今でも多用してたりする。
「ドーモ、◯◯=サン。◯◯デス」※自己紹介
「アイサツは大事。古事記にも書かれている」
「アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」
(蛙๑╹ω╹๑ )<など。
アニメそのものどころか原作が完全に狂気なのだけれど、そんなアニメと合った殺意高めのアーティストが作る曲はどれもカッコいい。
個人的には、THE PINBALLS「劇場支配人のテーマ」(第3話)好き。
当時はまだめちゃくちゃ有名だったワケじゃないCreepy Nutsの「合法的トビ方ノススメ -SPARK!!SOUND!!SHOW!!ブチ上げ♂ Cherry boy REMIX!!!!」(第11話)もカッコいいね。ロックアレンジ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<各サブスクリプションで聴けるから聴いてみてほしい。
❑チェンソーマン
(蛙๑╹ω╹๑ )<あまりにビッグタイトル過ぎたがためにアニメそのものの評価が割れて炎上的に話題になったチェンソーマンも毎話EDが違う。
そしてこのアニメの場合、EDのアニメーションも全て異なっている。
中でも話題になっていたのはパワーがあまりに可愛く描かれていたTOOBOE 「錠剤」
ゲロ曲としても話題になったano「ちゅ、多様性。」
原曲PVの方は6500万再生という驚異的な数字を叩いている事から、anoのアーティスト人気が解る。
(蛙๑╹ω╹๑ )<また、OPの米津玄師『キックバック』は1.6億再生されており、アーティスト人気、かつ色んなSNSでミーム化した事も記憶に新しい。
(蛙๑╹ω╹๑ )<公式でOP&EDアニメーションが全部まとめて観れるぞ!!!
(蛙๑╹ω╹๑ )<いやエグいエグいエグいてぇ!!
コストの話ばっかすんのアレだけれど、こんな豪華なアーティストに豪華すぎるアニメーション13パターン。うん百万円じゃおさまんないでしょ。
うん千万円いっ……ててもおかしくないよぁ。実際。
すげーんだもん。
いろんな意味で話題になったチェンソーマンだが、現在劇場版『レゼ篇』が制作中で、レゼのキャラ人気と、デンジとレゼの物語に熱狂するファンが多い事から、イマイチ爆発しなかったTVアニメ版に対して大爆発が約束された作品である。
❑刀剣乱舞
(蛙๑╹ω╹๑ )<『刀剣乱舞』は1期、2期と全てED曲が異なるアニメ。
前述の『ニンジャスレイヤー』『チェンソーマン』と異なる点として、キャラ人気が強い作品である事から、ED歌唱をキャラクター(声優)が担当している。
カエルは『刀剣乱舞』に詳しいってワケじゃないから迂闊な事は書かないけれど、「心魂の在処」「花色衣」とか雰囲気良くて好きだなぁ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<声優全般に言える事だけれど、キャラクターのまま歌唱するって凄い技術だよね。喉どうなってんだろう。
そんでみんな歌が上手だってんだから、声優って仕事は多様なスキルとビジュアルと『卓越した声の演技力』が求められる過酷な世界なのだな、と思う。
そりゃあ、『アニメ業界』の中でも群を抜いて高収入なだけあるわ。
(蛙*;ω;*)<アニメーターの収入低スギィ!!?
もっと、頑張ったアニメーターが報酬でも報われる業界になってほしいと切に願っている。
❑THE IDOLM@STER
(蛙๑╹ω╹๑ )<真打。『THE IDOLM@STER 』の登場、である。
なんとYouTubeで公式による第1話を視聴できる。
(蛙๑╹ω╹๑ )<色んな意味で『祖』的存在であるアイマスことアイドルマスター。
アニメーションは2クール全てEDが異なり、歌唱は声優が担当している。
また、アニメ本編にて流れる挿入歌も全てオリジナル曲が作られ、歌唱は声優が担当している。
(蛙*^ω^*)<ちょっと意味が分からないですね……
好きな曲で言うと、「MOONY」ちょっと昭和アイドル感あって好きな曲。
(蛙๑╹ω╹๑ )<本編挿入歌として歌唱される楽曲もあれば、わずかな時間しか流れないBGM的な使われ方をされている楽曲もあり、制作チームのこだわりと本気度が常軌を逸しているのが分かる。
挿入歌のほうだと「スタ→トスタ→」がメロウ感ある音楽に入る電波ソングぽい歌詞とリズムが好き。
(蛙๑╹ω╹๑ )<のちに、アニメアイドルマスターシリーズは『アイドルマスター シンデレラガールズ 』『アイドルマスター ミリオンライブ! 』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』など派生作品が展開されるが、コチラもED曲、劇中挿入歌が各話ごとに存在する(なお『ミリオンライブ』は本放送版ではED曲が存在しない)。
現代のアイドルアニメと言えば『アイマス』と『ラブライブ!』という事になるのだろうが(『アイカツ!』『キラッとプリ☆チャン』とかももちろんある(配慮))、出演の声優ら軒並み歌が上手い。さらにその一部は卓抜していると言って過言ではない。
歌って、踊れて、演技ができて、個性と一芸にも秀でている。
そんな人たちが現代のアニメーションに魂を吹き込み、彩を与えているのだ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<ありがたい事だなぁ。みんな、喉と体調を労ってくれよな。
(蛙๑╹ω╹๑ )<とまあ、音楽とアニメの強い結び付きを感じる事ができる1トピックが「毎回エンディングが違うアニメ」である。
日本で初めてアニメが公開されたのは、1917(大正6)年、漫画家・下川凹天が自作漫画をアニメ化した「芋川椋三玄関番の巻」が日本初の国産アニメーションとされている(wikiより)が、超有名作である『鉄腕アトム』がTV放送され始めた1962年にはアニメソングが作られ流れていた。
その後も、アニソンと言えばの『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)や『マジンガーZ』(1972年)などの伝説級有名作品が生まれ続けている。
(蛙๑╹ω╹๑ )<そして、2024年夏アニメ。また「毎回エンディングが違うアニメ」に名を連ねる作品が生まれている。
❑時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
(蛙*^ω^*)<みんな大好き、ロシア語堪能な声優、上坂すみれがヒロイン役を演じる『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』において、すべてのEDをヒロインに歌わせるというムーブが現在進行中である。
まあ、まだ2話までしか放送されていないので、今後デュエット曲やサブヒロインが歌うEDが登場する可能性は大いにあるが、現時点で『学園天国』『可愛くてごめん』の2曲が公開されている。
ちなみにこの上坂すみれという声優は、前述したこれを歌っている人でもある。
(蛙๑╹ω╹๑ )<上坂すみれ自体、一部で「狂っている」と称賛されるが、八面六臂の活躍を魅せる上坂すみれに死角無しである。
◼︎うる星やつら/「ラムのラブソング covered by ラム(CV:上坂すみれ)」
◼︎劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』キャラクターPV[アグネスタキオン:CV 上坂すみれ]
◼︎【声優】ロシア人を驚愕させ、絶賛された上坂すみれのソ連国歌斉唱
(蛙*^ω^*)……
(蛙*°ω°*)ハッ……上坂すみれを称賛する回じゃなかった。
まあとにかく、今期アニメにも「毎回エンディングが違うアニメ」が潜んでるぞ。
って話。
(蛙๑╹ω╹๑ )<そして、こんなEDも紹介して終わりにしようと思います。
❑シリーズすべてのEDが同じ曲のアニメ
青ブタシリーズ『不可思議のカルテ』
(蛙*^ω^*)<で、出た〜!!!
TVアニメ1期2018年『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から最新劇場版2023年『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』まで一度もED曲が変わってないアニメ〜!!
どころか、主人公の男子高校生役の中の人まで楽曲を歌ってCDに収録されたやつ〜!!!
◼︎TV版第2話〜 ED
◼︎第7話〜 ED
◼︎最新劇場版『ランドセルガールの夢を見ない』ED
(蛙๑╹ω╹๑ )<歌ってる人(ヒロイン)や曲のアレンジこそ違えど、『不可思議のカルテ』という楽曲はブラさない。
すっごい安心する……。
本当に僥倖で、カエルはTV版1期から最新作までアニメをリアタイする事ができているので、初めて『不可思議のカルテ』を聴いた時は
(蛙*^ω^*)<とんでもねぇ奴と同じ時代にうまれたちまったもんだぜ。
と思った。
すっっっっっっごい好きな曲。
『不可思議のカルテ』で検索してみると、色んなアレンジが聴けるので好きな人はサブスクなどでも一度検索してみることをオススメしたい。
◼︎Rascal Does Not Dream of a Simple Date
◼︎不可思議のカルテ [ Lofi Remix ]
◼︎"不可思議のカルテ" (ピアノ Synthesia)
(蛙๑╹ω╹๑ )<最初の話に戻るんですが。
アニメと音楽/主題歌は切っても切り離せないもので、近年話題の作品では主題歌も超重要。
そして「それは昔からだろ!」っていうのが『鉄腕アトム』『マジンガーZ』『宇宙戦艦ヤマト』という例を見てみたらすごく腑に落ちるものでした。
それは一度聴くだけでも耳に残り、過去から現代まで語り継がれ歌われ続ける名曲だからです。
さらにアニソンがYouTubeで1億再生以上される。いわゆる「世界的バズ」になる事も、こうしてアニメを引き立てるED曲。アニメが引き立てるED曲を見てみるとごくごく自然な事のようにまで感じます。
世界中の人が同時期に同じアニメを観れるようになった現代。近々では『しかのこのこのここしたんたん(シカ色デイズ)』のようにネットミーム化して世界中の人に弄られ笑われ愛される事も珍しくありません。
アニメが「オタク文化」と揶揄されていたのは10年一昔前どころかとっくの昔の過去の出来事です。
「オタク」と後ろ指をさされていた人も今では博識で熱中できる趣味を持つ面白い人と言われるようになり、「キモい」なんて言われる事もなくなりました。(嘘でした。いまでもキモいと言われる人はたぶんたくさんいます。多様性の弊害かもしれません。)
大人になってもアニメ視聴やオタ活をするのは当たり前。推し活してる人はQOLが高いリア充扱いされる事の方が多くなっています。ひた隠しするよりオープンにして愛しているコンテンツの布教をしたり、オタク仲間をネットでもリアルでも増やす人の方が多いような時代です。
掌を返したメディアもこぞってアニメの話題をニュースに取り上げ、声優のゴシップを飯の種にする時代になりました(マスゴミはとっとと滅びろ)。
(蛙๑╹ω╹๑ )<今だに悪き風潮は残っていたり、アニメ業界の環境は良くなかったり風通しも悪かったりしますが、それでも10年前、20年前、40年前より遥かにアニメオタクが生きやすい環境になりました。
そんなアニメ文化の隆盛の一助となったのは間違いなくアニメを盛り立てる音楽の力であり、音楽を愛するクリエイターのスキルと、コンテンツを支える視聴者の課金力だと思います。
私たちがアニメを愛せば、これからも素晴らしい作品とそのアニメのテーマソングは生まれるでしょう。
これからも心を震わせる楽曲が楽しめるのだと、カエルは確信しています。
(蛙*^ω^*)<あなたが好きなアニソンはなんですか? オススメがあれば、是非コメントで教えてください。YouTubeとかサブスクのURLも添付してくれると助かります。
(蛙*^ω^*)<今日は、どんなアニソンを聴こうかな。
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