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舞台好きに聞いた!あなたのおすすめ作品は? これをきっかけに劇場に足を運んでみては・・・?

 世界が新型コロナウイルスによって一時停止した2020年。当たり前に演劇界もこの影響を受けました。公演中止・延期...。今も多くの壁が立ちはだかり続けています。

 しかし、演劇界は止まるという言葉を知りません。" Show must go on -何があってもショーを続けなければならない- " そんな言葉がショービジネスには存在します。演劇という存在に火を灯し続けなければならない、演劇界は今も動き続けています。世界がどんどん元に戻りつつある今、舞台演劇を生で鑑賞したいという方も少なくはないでしょう。しかし、実際に無知のまま劇場に足を運ぶのは少しハードルが高い・どのような作品を上演しているかわからない、と言った意見もあると思います。

 そこで今回は舞台演劇が好きで尚且つ芸術誌プロジェクトに参加しているメンバーに実際にいくつか質問してみました!これを参考に演劇について少し関心を、欲を言えば実際に鑑賞してみたい!という気持ちを持っていただければ幸いです!🕊


 好みのジャンルがそれぞれ違う6人に今回は

①初めて鑑賞した作品

②今まで鑑賞した中で好きな作品

の2点を質問してみました🌷

(ひとりひとりの好きな演劇のジャンル等はapplause一つ目の投稿をご覧ください👀 まだみていない方→https://note.com/kwuapplause/n/n2c488ed74abd)



①初めて鑑賞した作品は?

ありあ
『東海道四谷怪談』
  小学校2年生の時に観に行きました。シリアスもコメディもロマンスも全部入っていて圧倒されたことを覚えています。歌舞伎は大袈裟なことが特徴で見得を切ることなど知られていますが、それらが違和感なくむしろ劇を引き立たせているところにハマりました。

ちるちる
『くるみ割り人形』
  おそらくキエフバレエのくるみ割り人形だったと思います。プロの踊りは本当に綺麗でした!おしゃれをして劇場に行く楽しさにも目覚めました(笑)

みお
『リトルマーメイド』
 初めてみたのは劇団四季のリトルマーメイドだったと思います。感動しすぎて放心状態でした!笑 それまで舞台にあまり馴染みがなかったので、世の中にこんなキラキラしているものがあるんだ!と衝撃を受けました。

きりょふみ
『蜘蛛女のキス(2017)』
 初めてみたのは中学2年生でした。精神的に訴えてくる何かを感じました。幼いながらも現代社会のわだかまりを訴えているよう、人間の貪欲な姿を映し出しているようでした。

みさ
『ライブ・スペクタル「NARUTO-なると-」~暁の調べ~』
 主演の松岡広大さんがナルトの生写しのようでハマり役でした!観客との間にカーテンを挟むことでプロジェクションマッピングのキャンバスが広がり、忍術の表現の幅を感じました!

秋のご飯
『渡辺源四郎商店「鰤がどーん!」@下北沢スズナリ 2017.5.3-7』
 小劇場という小さい空間でエネルギーのある演劇を初めて体感できた作品です。下北沢駅に降り立ち、劇場に向かい感激して帰るという過程も含めて思い出深いです。


②今まで鑑賞した中で好きな作品は?

ありあ
『Jamie』
 留学中にどうしてもみたくて公演前日に天井席の空きを探して観劇しました。ロンドンは劇場の建物自体がどれも素晴らしく、感激すると同時に楽しみの一つです。曲の良さはもちろん、ストーリーが社会派ながらドラマチックで引き込まれること間違いなしです。最近では日本人キャストで上演されましたし、来年以降映画化されるようなので楽しみです。

ちるちる
『Wicked』
 一つにはなかなか絞れません・・・。小学生の時に劇団四季が上演しているものを観て、感激しました。曲の素晴らしさ、衣装やセットの素晴らしさ、衣装やセットの華やかさ、そしてメッセージ性の強いストーリー・・・その全てが見どころです!

みお
①『リトルマーメイド』
 最初に観た作品だからというのも大きいかもしれません。アリエルはじめ人魚達は本当に海にいるかのように動いていてとても素敵です!
②『宝塚歌劇団宙組 タカラヅカ・スペクタキュラー「Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-」』
 スイーツをテーマにしたショーです。別売りのマカロン型のペンライトを使った振り付けもあり、とても楽しいショーになっています。トップ娘役に就任した潤花さんを筆頭に行われるカンカンはとても豪華で圧倒されました!

きりょふみ
『SHOW BOY (2019・2021)@シアタークリエ』
 生まれた場所も育ち・性格・職業全てバラバラな4人の主人公が乗船する豪華客船で行われるキャバレーまでの1時間というお話です。ドタバタしながらも4本の糸が編まれていくようなストーリーはたまりません。演劇鑑賞初心者の私でもとてつもなく楽しませていただいたので、人生で一度は観劇することをお勧めします!

みさ
『キレイ-神様と待ち合わせした女-(2019)』
 フィクションとノンフィクションのおり混ぜが巧妙で一気に世界観に引き込まれます。風刺の効いたキャッチーな劇中歌が特徴的で、さまざまな社会的弱者、人間の弱さを描きながらも悲観するわけでもなく、全てが平等に扱い、描かれています。2000年からキャスト変更繰り返しながらも再演され続けている、松尾スズキの傑作ミュージカルです。

秋のご飯
『演劇ユニット 巨乳の彼女を作る 第6回公演「まつ毛が伸びきっちゃった」@ARAKAWA dust bunny 2020.3.13-16』
 コロナ禍によって有観客の演劇が一度ストップする直前に感激した作品です。大学生活やコロナへの漠然とした不安に押しつぶされそうになりながら劇場まで向かいましたが、ナンセンスすぎる品のないネタと上裸の男性役者たちのパワーで難しいことを全て忘れて帰宅した記憶があります。半野外劇場での上演でしたが、外は雪が降っており、尋常じゃない寒さだったのでホッカイロを受付でもらったことも含め、最高の観劇体験でした。次回公演もぜひ観たかったのですが、主宰の方に彼女ができたため2021年の10月をもって解散してしまいました。


いかがだったでしょうか?
さまざまな好みのジャンルの人がいると同時にどんな作品が心に残っているかが伝わったのではないでしょうか?

この記事を機に演劇に少しだけ興味を、あわよくば劇場に足を運んでみたいという感覚を持っていただければ幸いです!🌟




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