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The darkness of White supremacism.

PSNのサブアカウントを用意して、少しばかり悩んでAfro American女子に。
そして開拓時代の闇を体験することになりました。
というか、これRed Dead Onlineというゲームに風潮としてあるものなのか、もっとBLMについて広く考えるべきなのか。
判断はつかないけれど、1つの要因であるのは間違いないんだろうな。
ゲームで、まったく違うところで重い気持ちになるとは。

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Red Dead Onlineを始めると、まずキャラクターをメイクするんです。
ちまちま微調整して、荒野を駆ける自らの分身を仕上げるわけ。

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逮捕され、連れてこられて写真を撮られる。

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..というシチュエーションでキャラクターメイキングが完了となります。
名前も自分で付けるんだけれど、プレイ中まったく出てこない。
ちなみに「Elu」は、ネイティブアメリカンの”恵みに満ちている”を意味する女性名だそうで。表示されることがないと知りながら、調べて名付けるっていう微妙な凝り性。まあ、でも思い入れってそういうもの。

シシカ刑務所は離れ小島にあって、脱獄は困難。

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..というのは本編「Red Dead Redemption 2」をプレイするとわかる。
その女子棟に収監されているところから、はじまります。

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西部開拓時代から収監中の社会奉仕は行われていたのか、何人かに声が掛けられて馬車へ。このあたりの脱獄困難からの伏線がわかりやすい。

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まんまとフラグが立っている囚人護送の馬車に揺られ、シシカ刑務所に唯一掛かる橋を渡るところでタイトルが入ります。

しばらくして行く道の先を塞ぐように馬車が。

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案の定、刑務所を出た先で襲われます。
ほか囚人を逃がし、自キャラだけ連れて行かれた先にお金持ちのマダムが。

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ジェシカ・ルクレールと名乗り、ご主人が殺されたこと。
権力者のでっち上げで真犯人に代わり捕まった自キャラを救い出したのは、お互い復讐のため、などと都合のいいことを仰います。
とはいえ、そのための援助もしてくれるというのが導入シナリオの背景。
囚人服で歩き回らなくていいように、着替え諸々もらえます。

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この着替えで選べる用意はランダムらしく、わりに当たり外れが。
今回はラッキーなことに、オーバーオールがありました。
たしかゲーム内通貨でも金塊ゴールドでしか買えなかったような?
ちなみにゲーム内通貨はドルと金塊ゴールドがあって、後者は課金要素でもあり、ミッションクリアで微量がもらえるので貯めに貯めるのもあり。

つぎに世話役として紹介される気のいい友人クリップスは、長らくの相棒。

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といっても拠点キャンプの管理人というくらい。
キャンプを襲ってくる相手には、応戦してくれるらしいです。
襲ったことがないので見たことないけど。
さておき友人クリップスが拠点を設営してくれる間に、お使いを1つ。
当座の馬も手に入るチュートリアル・ミッションで、ほかプレイヤーと共闘してクリアを目指すもの。

ここで、ちょっと悪い予感がし始めます。

ミッションの開始にあわせて、最大4名でランダムに編成マッチメイクが始まります。
もうリリースから3年め。
このミッションだけは、ほかと違って再挑戦リプレイできないので4人揃わないかもしれないと思いましたが、少し待たされて4人になり..

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ひとり抜け、ふたり抜けて、こんな感じに。
まあ、オンラインゲームなので”落ちる”こともある。
「Afro Americanを見て抜ける類がいる」と聞いて、あえてと臨んだキャラで気にしすぎかもしれない、とも。

さておき、残ったひとりはガチガチのルーキーで、ひとり突っ込んでは敵に囲まれる猪突猛進なひとでした。
おかげで撃たれて倒れるのを追いかけては蘇生するハメになりました。
蘇生が間に合わないと死亡1がついて、死亡2で失敗の扱い。
囲まれて撃たれるので、追いかけるこちらも囲まれて殺されちゃったり。
どうにかリプレイ2回めで無事にクリアしました。

目的だった馬を得てキャンプへ向かいます。
良き友人クリップスが設営してくれたものの、まだ何もない。

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いろいろと買い揃えて自分好みの拠点に。
まだまだ出来ることも少なくて、まずは路銀を稼がなければと始めた矢先のこと。そんな露骨な嫌がらせがあるのか? と、腰が砕けました。

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「馬に踏みつぶされた」となっています..が。
これ、下敷きになって圧死したんです。
自分の馬の。
まったく何事かわかりませんでした、このときは。
狙撃だとわかったのは2回め。
撃たれたのは馬でした。

Red Dead Onlineの自キャラは、死んでしまっても離れた場所で復活respawnします。
アイテムや何かを失うこともない。
ついで”誰”に”どう殺された”のかわかるようになっています。

誰に殺されたでもない事故死は「馬に踏みつぶされた」のように死因だけ。
相手がいる場合は「この相手に殺された:誰それ」となります。

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ほかプレイヤーに殺された場合は、PS4or5ならPSNのIDが表示されます。
つまり、少なくとも相手が誰かだったのかはわかる。
PSNのIDが出るので、その気になれば直接で苦情の連絡もできる。
ただ、あくまでも自キャラが死んだ場合だけ。

さらに、Red Dead Onlineでは通行人NPCと同じように、動物も撃てば死にます。
プレイヤーが乗っている馬も含めて。
もちろん「この相手に馬が殺された:誰それ」とも表示されません。
撃たれたのは馬で、自分は生きているので。
そんなことは考えもしませんでしたが。

ほかプレイヤーの攻撃を受けつけない「防衛モード」であれば、自キャラといっしょに馬も保護され、そのあとは事なきを得ました。
ただ、問題はそこではなく。
プレイヤーの馬を撃った相手の正体は、知るすべがない点です。

自キャラをAfro Americanにしたからの確証はありません。
ただ、これまで1年半やっていて、こうも露骨な嫌がらせにはあったことがなかったので、くさくさしましたね。
さすがにプレイを続けようという気にならず、この日はここまで。

それにつけても、もし白人至上主義みたいなものが根底にある嫌がらせだとして、これ10代くらいだったら心の傷すごいんじゃないかな。
そもそも馬を狙う卑劣さ、さすがにダメだろ。

ただの新規いびりだったらいいな、と思いつつ。
それもそれで嫌だけどね。

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