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About "Accusation" and "Peace negotiations", or about player kills.
前回から引き継いでRed Dead Onlineのプレイヤー殺しについて。
Red Dead Onlineには、プレイヤー同士で競うミッションが多くあります。
つまりは撃ち合うわけで、必然的にPKせざるを得ません。
たとえば何処かの町まで配達を依頼される類の、RPGにはありがちな”おつかいミッション”も、ほかプレイヤーが妨害できたりします。
ただ、これはMOとして本来あるべきインタラクティブです。
目的である「ミッションの妨害」に、要素としてPKが含まれているだけ。
ミッションの妨害は純然なプレイと考えられているためか、妨害した側にもペナルティはありません。が、ミッションを行っていないプレイ中の妨害についてはプレイヤーに判断を委ねている。
先に結論しておくと、Red Dead Onlineはそういうスタンスです。
プレイヤーはPKされたとき相手を「告発」するか、あるいは「和平交渉」を申し出るか選べます。
「告発」すると相手の「敵意」を上げることができ、ついでに賞金首として僅かながら懸賞金を掛けることもできます。が、どちらかというと前者の敵意が上がってしまうデメリットが大きく、同じセッションに参加する全てのプレイヤーのマップ上で、警告マーカーとして表示されます。
「和平交渉」では、互いの攻撃を一時的に受けつけなくするに留まります。
「告発」のペナルティについて思うとこある方も多いようで、あんなものでPK是正にはならないというのが主な主張です。ただ、ならばとペナルティを高く設定したとてデバフ的に使う愉快犯が出ないとも限りません。
「和平交渉」については、つい先日まで私もピンときていない側でした。
これ意味あるの? みたいなね。
釣り餌を買いに、とある町で馬を歩かせていたところでした。
辻角を飛び出してきたプレイヤーが駆る馬に追突され、しかも相手のほうが死んでしまう”もらい事故”が。
と、同時に「和平交渉を申し入れられた」との通知が届いたんですね。
その使い方がしっくりきたというか。
「告発」は、向こうが悪い。
「和平交渉」は、こちらが悪い。
そんな意思表示くらいで、PK行為を是正する仕組みではない。
とくに海外勢と思しきプレイヤーは、そういう使い方をする方も多い。
もしかしたら、これ文化の違いなのでは? と思ったり。
そもそも意訳のニュアンスが違うのかな、とも。
とはいえ意味なくPKを仕掛けてくる輩に目をつけられると、場合によっては真面なプレイが出来なくなるとあって「防御モード」というPKを受けつけなくする設定に切り替えることも出来ます。
とくに序盤は、これをしておかないと好き放題にボコられることが。
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PK行為についてはRed Dead Online=PK推奨MOと言い切る向きもあります。嫌ならプレイするな、なんてね。
ただ、けっして推奨ではないと思うんです、必要外のPKは。
これはどんなタイトルも共通して、楽しみたいとプレイする誰かを己の自己満足やストレスの発散で阻害していいはずもなく。
でも世の中には、巣から出てくるアリをつぶし続けて楽しいと思える嗜好の埒外がいることも我々は知っています。
この、PKができるゲーム=PK推奨という短絡も言わば埒外の類です。
こんなの2回に分けて書くこともないわけですが、Red Dead Onlineの評判を凡そ貶めているのは埒外というだけでゲームそのものは本当に自由度が高く長く楽しめるものなんです。
そういうのを、これからもちょいちょい書いていこうかなと。