The girl who was plugged in.
「Cyberpunk2077」はゲームメイカーのCD Projekt REDからリリースされた近未来を舞台にするサイバーパンクアクションRPGです。
IGN JAPANの”ゲームオブザイヤー2021”にノミネートされた記念で、5周め。
上司からのムチャぶりを呆気なく失敗して、将来を棒に振ったかわり自由の身となって..という導入部が前回。
親友と組んで傭兵稼業を始めてしばらく、まだまだ駆け出しの使い走りではあるものの腕利きのネットランナーと組んで3人のチームに。
ネットランナーは本タイトルの前身でもある”Cyberpunk2.0.2.0.”のころからある役割で、ネットワークに直接接続してハッキングなどを行える、言わばサイバーパンクの面目躍如のような存在です。
ただ、57年後になるCyberpunk2077ではネットワークへの直接接続は一般化しているので、現代の技能職に近いイメージかも。
親友のジャッキーとネットランナーのTバグ、プレイヤーでもある”V”の3人が引き受けた、とあるミッションから始まるのが序章。
スカベンジャーにさらわれたらしい人物の救出です。
”ゴミを拾い集めて生活するひと”ではなく、死体から抜き取った生体部品を売ったり、さらには高価な生体部品を狙って富裕層を襲うようなこともあるのが、この世界でのそれ。
舞台になるナイトシティには半ば放置されたような建物に住まう貧民層やらホームレスも多く、廃墟のようなアパートメントが幾つもあります。
向かった先も、そんな1つ。
部屋へ入ってみれば、簡素な手術台に生体部品を抜かれた死体が。
背後からスカベンジャーを気絶させて奥へ進むと、バスルームに目的の人物らしき姿がありました。が、どうしてなのか氷風呂につけられています。
なるべくコストをかけず生体部品を保管しておくために、殺さず生かさずで転がしてある感じ。
Cyberpunk2077では、富裕層の多くが過多な保障に入っています。
事あれば保障会社の救命チームが駆けつけるというもの。
ところが目的の人物はネットワークを遮断されて、保障会社へ警報が届いていなかったとか。
ネットワークを回復させると、途端に保障会社から救命チームが出発したというメッセージと到着までのカウントが始まりました。
ベランダまで運ぶと、そこへ救命チームが。
なんだか銃まで向けられたりしています。
契約者の救命を至上とする契約のため、それ以外については排除対象でしかないという徹底っぷり。
なかなかトンデモな過剰サービスですが、それだけナイトシティが危険で、かつ救命を優先するには交戦も辞さない構えが必要というわけ。
ともあれ無事ミッションを達成したところで、続きは次回にしましょう。