Even exciting days, if you continue, you will gradually get tired.
幸いにして、ほぼ台風の影響はなかった。
が、とんでもという勢力のおかげで妻と猫らはぐったりとしていた週末。
土曜日の晴れ間のうちに洗濯も済ませ、残る時間はゆっくりと「Red Dead Online」三昧の土日であった。が、なんというかパッとしないのだ。
飽きてしまったであるとか、そういったことではない。
ぼちぼちと進めてプレイヤーランクは前週の81から3つあがった。
自然探究家の職業ランクも2つあがって14になった。
ただ、どうにもパッとしないのである。
たとえば荒野を馬で駆けていると、ギャングの隠れ家を見つけたりする。
集うギャングを壊滅させ、リーダーを追い詰め命乞いを受け見逃すと儲けものが手に入ることがある。自然探究家の役割があるためか、最近は密猟者の隠れ家を見つけることもある。捕えられている動物を逃がしてやるのが目的になるが、さすがにこちらはお礼が出るようなファンタジーはない。
どちらも、なかなかの大所帯で潜んでいる。
それでもプレイヤー側はダメージ回復のアイテムなども使えるので、よほど下手を打たなければ負けることはない。
とはいえ相手が誰であれ撃ち合いなので、頭を撃たれれば一撃で倒される。
倒されてしまっても少し離れたところで自動的に復活できるので、逃げ出すでもしなければ完全に負けるということはない。
ただ、曲がりなりにも200時間以上はプレイしているゲームである。
対プレイヤーならいざ知らず、数の差こそあれNPC(いちキャラクター)に撃ち負けてもいられない。倒されることなく、さらりと勝ちたい。
しかし、この土日は萎えるくらい撃ち負けた。
復活に次ぐ復活で倒しはしたものの、気分的には大いに負け越した感じだ。
距離をとって狙撃で倒すというガンマンらしからぬプレイをやめたのも大いにあるだろう。が、安全マージンをとらなくしただけで、これほど倒されることになるとは思ってもいなかった。
つまり何ということもなく、単に上達していないというだけのことなのだ。
それはそれで200時間以上もプレイしている身としては、すこし切ない。
我がことながら不甲斐なさにくさくさとして、気分を変えることにした。
「Red Dead Online」は、細部まで作り込まれている世界観も魅力だ。
殺伐とする荒事を避けて街歩きしてみた。
と、近代的なサンドニの酒場で「電話」を見つけたのである。
西部開拓時代の終わりを舞台にしているので、年代的にはあってもおかしくはない。日常的に使われていたのかはさておき、有り得なくもない。
そんな発見も、エッセンスになる。
とはいえゲームである。
物見遊山だけでは物足りない。
気を取り直して、来週からは勝てるプレイにも挑戦したいと思っている。
200時間を過ぎて思うことでもない気はするが、それは良しとしよう。