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新時代の、あたらしいガンダムっていう熱量
妻も好きで、けっこうアニメを観ることも多いです。
ならんでガンダムを観ることになる、とは思ってもなかったけどね。
ウテナ効果ってやつ。
いつもは「ロボットとか興味ないです」で終わっちゃうので、そういうスタンスは変わらずというか、かっこいい・わるい、やられ・つよい、わるい・いい、みたいな区別はあるもののロボット=ガンダムのようで。
大筋に関係ないので、あれはそう、これは違う、なんて野暮は言いません。
まあ、ほとんどガンダムで間違っちゃないですから。
アマプラと本放送の並走で、ほぼリアルタイムで23話まで観終えて。
どうなっちゃうんだか、これから。
妻曰く、グエルはウテナでいう西園寺なんだそうで最終回のセリフが楽しみなんだとか。私はウテナのほうを知らないので何のこっちゃですが、知って観ると気がつくところもたくさんあるみたいです。
ともあれロボットに興味なかった妻も見ていられるくらいなので、これまでガンダムに触れてなかった世代に向けての作品ってのは、あながち失敗してないのかも、なんて思ったりもしますね。
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次回、最終回の予告も潔かった。
だってラストのタイトルが「最終回」って作品、ありましたっけ?
個人的に、こういうの大好きです。
できればYOASOBIの『祝福』でエンドロールがいいかな。
終わったあと後日談的に『エピローグ』が公開されたりしても面白いんですけどね。バンダイの商品紹介で「新製品B(仮)」とされているガンプラの発売が第0話公開日の翌日ってのも気になります。
もう隠し玉はないと思うので「新製品B(仮)」がキャリバーンというのに異論はないかな。
ルブリスが外伝も含めてMSV的な展開なのは、いいあそびですね。
こういう余地があると、プラモデルも売れますし。
今年のオラザクに「水星の魔女部門」があるのはウマいよね。
どんなルブリス・〇〇が出てくるのか、すごく楽しみ。
設定上も”宇宙議会連合の庇護を受けた残党勢力が製造を継続していた”っていう、好きにしちゃっていいんだよ感でくすぐってくるのズルいです。
作りたくなっちゃうもん、こういうの。
たとえばガンヴォルヴァをベースに運用試験親機みたいな発想は安直だけどウルとソーンの前段階としてあり得そう、なんてのとか。
ちゃんとガンプラも盛り上げようぜ! って気概を感じます。
プラモデルありきですから、ガンダムって。
なければガンダムである必要ないだろ、とも思っちゃう。
久々に大成功なんじゃないの?
ただ『水星の魔女』がすごいところはガンダムにおさまってないところ。
ガンダムとしても楽しめる。でもガンダムなしでも楽しめる。
これは新しいカタチだな、って感じます。
期待しちゃうよね、この熱量がいつまで続くのか。
ともあれ、まずは最終回か。
ハッピーエンドであってほしいけどね。