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A man who sits down on his own corpse and talks about his regrets.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。

ナイトシティ生まれストリート育ち、悪そうなヤツはだいたいトモダチな、ヴァレリーちゃん。プレイ日記14回め、自らの亡骸に腰かけて心残りを語るさまを眺める奇妙なシーンから。

アダム・スマッシャーの根城に強襲をかけたが、当人はおらず復讐は果たせないまま。だが、仇敵に屠られた亡骸が打ち捨てられている場所を聞き出すことができ、たまさか本人を前にスルーもできず向かうことになる。

郊外にある油田の、廃材置き場らしき場所だった。
無造作に打ち捨てられていたロッカーのひとつに目が留まる。
ジョニーの亡骸が納められている。
さすがに、本人を前にして中を暴くことはしなかった。
50年前の遺体だ。
きっと本人も見たくはないだろう。

ジョニーが語りはじめる。

生きていたころは、ろくな人間じゃなかった。
友人を失望もさせた。が、いま"V"とは友人として上手くやれている。
この感覚が本物なら、むかしの友人とも分かち合いたい。

つまりは罪滅ぼしがしたい、ということらしい。
まったく手のかかるカリスマである。
と、まずは様子のおかしかったローグをドライブデートへ誘う。
いい雰囲気になったが「この50年の自分を許せそうにない」と途中で帰ってしまった。やはりローグの後悔には後ろめたい何かがあるようだ。

かつてバンドでギターを担当していた親友のケリー・ユーロダインにも会いに行く。アーティストとして成功し、大豪邸に住んでいた。

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忍び込み弾き始めたギターの音色を聞いただけでジョニーの存在を見破る。酔った勢いで、音楽的に行き詰っているとケリーが心情を吐露する。

勢いだけで、かつてのメンバーに声をかけてライブを行うことになる。

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当時のジョニーが使っていたギターまでオークションで競り落とされて用意される力の入れよう。本人が言うよりジョニーは愛されていたらしい。

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中身はジョニーだが見た目は"V"なわけで、伝説のバンドが一夜限り当時のメンバーで再結成。メインギターだけがカリスマを彷彿とさせる謎の新人となれば大いに話題になりそうなものだが、そんな気配もなく終わる。
ステージでノリまくったケリーは、ふっきれた笑顔で帰っていった。

ローグに、ケリーに、と立て続けにジョニーへ身体を貸したおかげで体調はすこぶる悪い。が、気分はいい。ジョニーの心残りをすくいつつ次回へ。


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