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Called by a musician, he sinks the ship.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。

ナイトシティ生まれストリート育ち、悪そうなヤツはだいたいトモダチな、ヴァレリーちゃん。プレイ日記16回め、カリスマロックバンド"SAMURAI"のギタリストで50年後の今も現役のケリー・ユーロダインに呼び出される。
と、見るからに The がつくような庶民派な車で現れ、「足がつかないように用意した」とかで嫌な予感しかしない。

聞けば有名なアイドルグループがケリーのカバー曲でツアーを行うらしく、気に入らないのでローディーを襲って機材を燃やしてやるのだそうだ。
迷惑千万な話ではあるが、いちおうケリーの言い分では何度もやめるように申し入れたものの聞き入れられずで強行策となったらしい。
何かあっても困るので、付きあうことに。
あっけなくトランポのワゴンを爆破できるもツアーは中止とならず、またも呼び出されてアイドルグループの楽屋へ乗り込んで直談判となる。

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アイドルグループ「US CRACKS」は、視覚系のサイバーウェアを主力にするキロシオプティクスがスポンサードしている。メンバーの3名もキロシ製のアイウェアを埋め込み特徴のある顔立ち。

楽屋に乗り込むなり銃を抜くなど穏やかではないケリーに対して、カバーを快諾してくれたケリーが楽屋にサプライズで登場! と、キャッキャウフフなアイドルたち。食い違いが気になって話を聞いてみれば、正式な契約を交わしていると知らなかったのはケリーだけ。おそらく反対すると思われたのか伏せられていたらしい。真相を知って「ケリーがOKしてないなら、うちらもツアーやめる!」とボイコットを宣言するアイドルたち。
アーティストとしての矜持がある、と考えを改めたケリーは新譜の提供まで約束して円満解決となった。
..ローディーたち、機材を燃やされてクビになっていなければいいが。

後日またまたケリーに呼び出され、シティを見下ろすラウンジを貸し切ったという。US CRACKSとの仲をとり持ったお礼だとか。
"SAMURAI"の当時はジョニーの後ろで、いまは企業の言いなりで音楽をしている自分を思い知るのが嫌だった。そんな自分と重なって見えたアイドルに曲を歌われるのが気に入らなかったんだ、とケリーは独白する。

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厄介だな、アーティストってやつは。

このあと勝手な契約をしていたマネージャーの所有するクルーザーを沈める共犯にとつきあわされて、ケリーにまつわるストーリーは終わり。
トロフィーの「破天荒」を取得して、次回へ。

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