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[Early stage] Both losing my religion.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。
バッドランズ生まれ遊牧育ち、赤毛カーリーの家出娘な2代目ちゃん。
プレイ日記3回め、序盤のワトソン地区で受けられるクエストから。

まずは「破戒僧(罪業)」と重々しいが、原題では「Losing My Religion」となっている。直訳は「信心を失う」だが、南部訛りで「理性を失う」という言い回しもあって、終えるとダブルミーニングに取れなくもない。
ちなみに各クエストには、ロック系の曲名がつけられている。

北工業地帯の埠頭に、マーケットがある。
喧騒から少し離れて布教に勤しんでいたのであろう僧侶が目に留まった。
違和感がある。
信仰から禁じているはずのインプラントを、その僧侶は施していた。

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気になって話を聞いてみると、とんでもない状況だった。
しかも、現在進行形で。

北工業地帯は残虐さで知られるギャング集団「メイルストローム」の勢力圏でもある。彼らに無理やり連れて行かれ、気がつけばインプラントを施されていたというのだ。同じく弟も連れて行かれたまま、まだ戻っていない。
ざっと僧侶を見た限りでも、左腕をもがれて右目をくり抜かれている。
救出を請け合うと、それでも殺生は避けてほしいと僧侶は言う。
努力はしてみると約束して、監禁されているというコンテナへ向かった。

入り口に見張りがひとり。
中へと進んでひとりと、その奥で作業をしているのがひとり。
それぞれ忍び寄り、絞め落とした。

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どんなインプラントをつけてやろうかと下卑た相談しているうちで、救出が追いつけたらしい。何者も殺めず助け出したことへの礼があり、なんと兄に声をかけようか思案してから戻ると言う弟を残して、その場を後にした。

報酬替わりなのか、コンテナで手に入れたレアなマシンガンを使ってみる。
「M221 サラトガFENRIR」は着弾相手に発火ダメージを付与する。
倒した相手のドロップから素材を集める要素もあるため、倒してから発火が収まるまでのタイムラグが気になる。反動で照準がズレるのにも馴染めず、残念ながら不採用となった。
火力で圧倒するパワースタイルであればマッチしそうだ。

発火つながりで、もう1つ。
こちらはネタとしても有名な「夜行性(燃える欲望)」というクエストで、原題は「NIGHT MOVES」だ。なかなか大御所の登場である。

リトル・チャイナあたりで、前触れなく声を掛けられた。
下半身まる出しの男に、である。

普通なら無視を決め込んで通り過ぎるところだ。が、とにかく切羽詰まっている様子に足をとめてしまった。リパードク(インプラントの施術もできるドクター)のところへ連れて行ってほしい、というのだ。
もちろんASAPで。

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車に乗せて送り届けがてら話を聞けば、闇業者から手に入れた”下半身用”のインプラントが不良品で、どうにも気が狂いそうなほど痛むのだという。
クエストとはいえ、することは車を走らせるだけ。いくつかアクシデントも起きるが、道をふさがれて大回りとなる程度で難なく終えられる。

「あとで連絡する、報酬も必ず!」とクリニックへ駆け込んでいった。
去り際に追加された連絡先リストには「股間火吹きマン」の文字が。
2077年となれば名前も自動登録されそうなものだが、アメリカンジョークというならワインスタイン・ジュニアくらいのほうが笑えそうな気もした。

次回、極悪ギャング集団「メイルストローム」の本拠地へ。

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