That would know what shall be, must consider what has been.
西部開拓時代を舞台にするアクションMO「Red Dead Online」には、前身があります。シリーズ1作めの「RED DEAD REVOLVER」は、遡ること2004年にPS2でリリースされたタイトルです。
そもそもの企画はカプコンだったそうで、北米のゲームメイカーと共同してXBOX向けに制作されるも中止。その共同開発先を傘下にしたロックスターゲームスの主導で制作再開となりリリースされました。
”シネマクションシューター”と銘打たれたコンセプトは受け継がれ、6年後に満を持してリリースされたのが「RED DEAD REDEMPTION」です。
舞台は1911年。
もうT型フォードが売られ始めている時代です。
Red Dead Onlineをプレイしている方であれば、こちらの景色に「おや？」と思うところがあるかも。
主人公は元ギャングのジョン・マーストンという男です。
連邦捜査局の圧力で、かつての仲間を探して葬ることになる不遇のひと。
とんでもないカナヅチで、水に入ると即死します。
かつて所属していたギャング団はダッチ・ファン・デル・リンデをリーダーとするもので、続く「RED DEAD REDEMPTION II」の軸でもあります。
この2作は時代こそ前後するものの、舞台となる場所を同じくしています。
先ほどのT型フォードが停まっていた町に見覚えのある方がいて当然、2作に共通するブラックウォーターの町です。
後のリリースになる「RED DEAD REDEMPTION II」のほうが時代は前になるので、工事中だった建物がこちらでは出来上がっていたりしています。
この2作め、外伝が別タイトルとしてリリースされています。
「RED DEAD REDEMPTION:UNDEAD NIGHTMARE」では、敵がゾンビとして現れ、ゾンビ化した妻と子どもを助けるべく治療法を探すことに。
前回のnoteでも紹介したこちらのトピックが事実であれば、同梱版のように合わせてリマスターされるんじゃないかとも噂になっています。
2作めと番外が同じマップ情報を持っているのは当然ですが、事実上の3作めになる「RED DEAD REDEMPTION II」では、そのアップグレードしたものが使われているなんて噂もあります。
2作めにあって3作めにないメキシコエリアにも行く方法があるだとか。
プレイ済みの方には言うまでもありませんが、RDRの主人公ジョンはRDR2のエピローグでプレイヤーキャラクターになるので、その点からもリマスターには現実味があります。
いっそ有料DLCとして出るかもしれませんね。
RDR2からRDRへと続くストーリーは、往年のマカロニウエスタンさながら。
Red Dead Onlineをプレイする前に是非とも愉しんで欲しいところです。
次回は、マダム・ナザルと職業「収集家」についてにしましょうか。