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広める、の意義
ニュース速報、鋭いジャーナリズム、クイズ、動画、芸能ニュース、Tastyのフード動画、レシピ、DIYハック、その他話題のトピックなど、友人とシェアしたくなるコンテンツが盛りだくさんです。
以上がBuzzFeedによるBuzzFeedのPRである。
が、「鋭いジャーナリズム」というのは看板から外した方がいい気がする。
細かい内容など、どうでもいい。
冒頭だけで十分だ。
「地球の肺」と呼ばれているアマゾンの森林火災の原因は、人類による熱帯雨林の開発にある。
セレブたちは環境問題に関心を持つよう、今回の火災の写真をSNSで拡散しているが、中には誤りも含まれている。
広めたいのは、何か。
鋭いジャーナリズムを掲げるBuzzFeedは、「写真が違っている」と広めたいらしい。
私には、もう糞ほどもどうでもいいと思えるのだがそういうことらしい。
いっそ鋭すぎて、どこを向いて尖っているのかすら見えてこない。
①森林火災や環境問題について訴えかけることは、未来のためにも大切。
②情報が「事実」なのかどうか、一旦立ち止まって考えてみることも、やはり大切。
まあ、どちらも大切だとしよう。が、①は、いま起きている事である。②は引用画像の選択に対する警鐘というだけだ。
同じく並べるには規模も意義の違いも過ぎると思うのは私だけだろうか。
せいぜい「でも、あの写真て間違ってるらしいよ」というくらいの、友人とシェアしたくなるどころか、もしアマゾンの森林火災から環境問題について話し合う場で話題にしようものなら阿呆扱いされること請け合いである。
言ってしまった人物は、きっと話題になるだろう。
かなり空気が読めないね、と。
バズる、の語源はハチの羽音で、口コミのことである。
トピックとしては、まさに「BuzzFeed」である。
恐らく何も生み出さない。
もちろん本来と異なる画像では意味がないことも多々ある。
が、これは違う。
少なくとも私は違うと思う。
その違いが判らず、これぞとばかりに記事を書く。
とんだジャーナリズムだ。
知らないうちに、随分と安くなっているらしい。
せめて過去の画像だというのであれば、そのとき失われた面積であるとか、今回と比べての規模であるとか、言及があっても良いのではないか。
拡散、大いに結構だ。
が、意義を違えては意味がないと私は思う。