Enjoy living with a camera.
Red Dead Onlineは、西部開拓時代の終わりを舞台にしている。
19世紀末、もうカメラのある時代だ。
コダックがロールフィルムを使うカメラを発売したのが1888年。
100枚撮りのフィルムを詰め、撮り終えるとカメラごと工場へ送らせて現像していたそうで、使い捨てカメラの扱いとそう違わない。
思ったより近代的な、西部開拓時代。
どのくらい普及していたのかはさておき、ゲーム内ではアイテムとして購入できる。ちゃんとカメラとして機能するものが、である。
つまりゲームの中で写真が撮れるのだ。
これが、なかなか楽しい。
タイトルの画像は、据え置かれた姿見に映る姿を撮ったもの。
ちゃんと(?)自撮り機能もあるが、これはゲーム的なご愛敬だろう。
わりとアングルにも凝れるので「探偵もの」を気取ってみたり。
密造酒醸造小屋での隠し撮りっぽいシーンを撮ってみたり。
野生動物を撮ると動物図典のようなものにアーカイブされ、とくに希少種の「伝説の〇〇」は写真を撮る目的のクエストもあったりもする。
さすが野生動物なので、種類によってはひどい目に遭うこともあるが。
今までの気に入りはサンドニという大きな街で撮った1枚。
うらぶれた工場街の路地裏の、娼婦と女衒らしい男。
なかなか場末感が漂う感じ。
撃ち合いに飽きたら、銃をカメラに持ち替えて荒野を駆ける。
そんな楽しみ方もRed Dead Onlineには、ある。