![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31254003/rectangle_large_type_2_3d48dd395ad707ba5b509e74c01beb38.jpg?width=1200)
I'm still running in the Western.
西部開拓時代の終わりを舞台にするMMOゲームである「Red Dead Online」をはじめて半年、本編の「Red Dead Redemption 2」からであれば1年弱。
未だに景色の、作り込みの素晴らしさに手をとめてしまうことがある。
馬で駆けていて、見上げた夜空と足元に咲く一輪に見惚れていた。
お手間でなければ、あらためて画面最大でご覧いただきたい。
これがゲームの画面そのままなのだから、まったく驚かされる。
時間こそ大いに減ったが、まだまだ続いている。
この連休も、日に2時間くらいはPS4を前にコントローラーを握っていた。
総プレイは177時間となって、ゲーム内通貨で$248¢6。課金要素でもあるゴールド(延べ棒)は19.42まで貯まった。
これらは、ミッションをこなすことで手に入る。
とくにゴールドは増えにくいがコツコツと貯めれば課金なしでも間に合う。
プレイヤーには名誉レベルという善悪のステータスが設定されていて、請負うミッション次第で変動する。
もちろん「ちょっとした窃盗」は、名誉が下がる。
名誉を上げるのは、盗まれた馬車を取り戻すというようなポジティブな依頼や、ほかに「賞金稼ぎ」として悪党を捕まえるというのもある。
いまのところ4つから選べる「荒野の職業」の1つ「賞金稼ぎ」になるには、ゴールド(延べ棒)15で「賞金稼ぎ免許」を手に入れる必要がある。
課金して手に入れてもいいし、コツコツと貯めて手に入れてもいい。
「荒野の職業」には、ほかに「商人」と「収集家」、そして「密造酒醸造者」がある。鹿や山羊などを狩って加工して売りさばく「商人」には「肉屋のテーブル」を用意しなければならず、荒野のどこかに眠る宝を見つけ出す「収集家」には「収集家のバッグ」が必要になる。
どちらも「賞金稼ぎ免許」と同じく、ゴールド(延べ棒)15で手に入る。
「密造酒醸造者」になるには「密造酒製造の小屋」が必要で、これにはゴールド(延べ棒)が25かかる。それでも貯めれば貯まらないことはないので、時間さえ割けば課金なしで進められる。
「荒野の職業」に必要なそれぞれをディスカウントで手に入れられるタイミングもあるので、貯めておいて待つのも手だ。
「商人」の拠点でもあり、荒野を駆けるベースになるキャンプは、各プレイヤーに1つ与えられる。狩りで手に入れた獲物を馬に積んでキャンプへ届ければ、「商人」として売りに出せる製品が出来上がる。
馬は獲物そのままなら、たとえば鹿なら1頭しか運べない。
獲物から皮を剥いで運ぶのであれば、ゲームらしく無制限に積める。
ただ都度で皮を剥ぐのは割りに手間で、まる一頭のほうが材料としても多くカウントされる。効率を上げるのであれば、獲物を多く運べる馬車を買うこともできる。馬車はゴールド(延べ棒)だけではなく、ゲーム内通貨($)で手に入れることができる。
装備品やアイテムとなるものは、ゲーム内通貨($)で購入できる。
性別でデザインも分かれて見きれないほどある衣服や、荒野で暮らすに必須となる銃と馬だ。スタート時にディフォルトでも与えられはするが、雰囲気重視なこともあって、すぐに拘りたくなる。
アイテムとしては、体力やスタミナを補給するポーション的なものがある。
それらしく「噛みタバコ」や「ヘビ油」という名称になっていたりする。
中には、缶詰やバーボンなどもある。
このゲームでは食事をする必要があり、さすがに食べなければ死ぬということはないが、ステータスに悪い影響が出る。
たとえば空腹状態では、ダメージを受けやすくなったりする。
酒類は呑みすぎるとキャラクターが酔っ払い、視界が歪んだりと使いものにならなくなる。
食事は、買った缶詰や果物でもとれるし、狩った動物の肉を焚き火で焼いて食べたりもできる。
野草には摘み取れるものもあって、調理のスパイスにもできる。
「収集家」だけが摘み取り売りさばく事ができる、貴重な野花もある。
野花のほか、貴重な宝石類や珍しい野鳥の卵などが「収集家」の集めるべきもので、珍しい野鳥の卵を全種揃えて売ると、高値で買い取ってもらえる。
あれにこれにと、とにかくできることは多い。
海に、川や湖で釣りもできるし、カメラを手に写真を撮ることもできる。
カメラは風景や街並みだけではなく、そこに暮らす人たちも撮れる。
いわゆる自撮りも出来てしまう時代錯誤っぷりは見逃すとしよう。
とにかく雰囲気が気に入れば、そうそう飽きない。
オンラインで、どうやら世界共通サーバーのためか唐突にショットガンで頭を吹き飛ばしにくる殺伐としたプレイヤーも少なくない(しかも徒党を組んで襲ってくる)が、云えば開拓時代である。
こればかりは仕方がない、と諦めるしかない。
ついでにサーバーのサービスクオリティも低く、とにかく落ちる。
思いつく減点は、この2つくらいだろうか。
MMOとして致命的な感もあるが、差し引いても十二分に楽しめる。
ちなみに明日(7月28日)は、かなり大きなアップデートがあるという。
※日本時間では7月29日(水)の予定
前述で紹介した「荒野の職業」が新たに1つ追加される。
ほかにも新機能の実装や修正もあるそうで通信エラーも減るかもしれない。
めずらしくソロでも遊べるMMOなので、夏の予定を決めかねているなら、是非とも検討の1つに入れて頂きたい。
出かけなくても、荒野には行ける。
マスクをする必要もない。
ただ名誉を下げる行いをするなら顔は隠しておくようにお勧めしておこう。