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How does AI become humanity's best friend ?

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。

ナイトシティ生まれストリート育ち、悪そうなヤツはだいたいトモダチな、ヴァレリーちゃん。プレイ日記15回め、本筋から離れてサイドクエストから人工知能の暗躍。あるいは高潔な市長候補が如何にして作り上げられたか。

ナイトシティ市長の死の真相を探るサイドクエストがある。出入りしていた非合法なクラブで電脳を焼かれ、腐敗したポリス上層部が自宅での自然死に偽装したというもの。次期予算削減の報復で間違いないが、はっきりとした証拠もなく実行犯である刑事にも手が出せずに終わる、後味の悪いものだ。

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依頼主は次期市長候補ジェファーソン・ペラレスであった。

そんな経緯で知り合いとなったペラレス氏から、新たに連絡が入った。
自宅を訪ねて話を聞いてみれば、どうにも不思議なことを仰る。

侵入者があり撃退しようとした覚えはある。が、証拠が1つもない。
夫人は別の部屋で寝ていて気がつかず証人もいない。
契約している警備会社は、侵入の痕跡すらないとの回答という始末だ。

が、ペラレス氏は侵入者へ発砲したとまで言い張るのである。
次期市長候補の身の上は多忙を極めるらしく、夫人の案内で自宅を調べる。と、弾痕を隠ぺいした痕跡や血液反応などが次々に見つかる。

侵入者はペラレス氏に撃たれ、血を流し逃げ出している。

さらに調べてみると、ペラレス宅内に設けられていた隠し部屋が見つかる。信じられないとばかりに夫人はソファへ倒れ込む。

もっと以前からいたのだ、侵入者は。
覗かれていたのだ、全てを。

隠し部屋から屋上へとつながるケーブルをたどると、古びたパラボラにつながっていた。アンテナの向いた先に、あやしげな黒いバンを見つける。
逃げるように走り出した黒いバンを追い詰め、調べる。
と、覗かれているどころではなかった。

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ペラレス氏が記憶を違えていたのではない。書き換えられていたのだ。
もっと以前から。
電脳に侵入し、記憶どころか趣味や嗜好さえ。

事実をペラレス夫人に伝えると、驚いたことに気がついていたという。
ある日、気がつかないことにして見過ごせば夫の安全は保証されると連絡があったと白状する。だから、どうか秘密にしておいてほしい、と。

正直、迷っていた。
真実を告げるか決まらないまま、ペラレス氏との待ち合わせへ向かう。
あと数歩で着くというところで、何者かから連絡があった。
応えた瞬間、視界がブラックアウトする。
「余計なことに首を挟むな」とだけ告げられて通話が終わり、視界が戻る。

ペラレス氏が待つベンチは目の前だった。
真実を伝えた。

何ものかの企てで、人格が書き換えられていること。
このまま市長になった未来で、その何者かの傀儡にされる可能性が高い。
聞いて、ジェファーソン・ペラレスは「闘う」と明言した。

ネットの深層にある境界を越えて、AIを操ろうと企てた集団がいた。

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同じく、境界を越えて電脳を操ろうとしているAIがいても不思議はない、とジョニーは言う。どちらでもない存在であるが故の見解だろうか。

ふと景色に目をやる。

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離れたビルで、バルコニーからこちらを見つめていた人影がある。

彼こそがきっと「何ものか」である。
確証はない。が、間違いない。

数日して、ジェファーソンからメッセージが届いた。
「みんな見張られている。キミもだ、気をつけろ」
すぐに返信したが、どうやらリプライは期待できそうになかった。
無効な送信先と表示され、それきり連絡はとれていない。
奇妙なサイドクエストを終えて、次回へ。

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