見出し画像

Blissful moment of smoking with a cigar.

またまたタバコが値上がりするそうで。
せめて医療保険制度の特別財源にするくらいの気遣いがほしい。
気遣いのある政治なんて、お目にかかったこともないけど。

RocksterゲームスのRed Dead Onlineには、がっつり喫煙シーンがある。
基本ステータスの1つを回復させるアイテムの扱いで、葉巻、高級タバコとタバコに噛み煙草まで4種ある。うち、噛み煙草を除く3つは火をつけて吸うモーションまである。が、ひと吸いで捨てちゃうのはゲーム的演出か。
飲みものや食べものは数回のアクションで飲みきり食べきるのに、どうしてタバコだけそうしなかったのかは、さておき。

そう、Red Dead Onlineでは自ら食べる、飲むができる。
アルコールを飲み続けるとベロベロに酔う。

痩せるとダメージを受けやすく、太るとスタミナが減りやすくなる。
気にするほどでもない程度ながら気になる絶妙さ。
どうでもいいところで、よく出来ている。

雪山に籠って、鹿を狩って、ぼーっと過ごせる。
腰に銃さえぶら下げていなければ、”どうぶつの森”とそう違わない。

画像1

なんて気を抜いていると、ふいにPKされたり。
無音の弓をチョイスしてくるあたり、もうPK目的以外の何者でもない。
さすがリリースから2年となると”好きな層”が大半を占めて、少なくなってはきたものの、この手合いがいなくなることもない。

設定で「PKされない」モードにも変更できる。が、PKを許しているゲームである以上は尊重もしたい。
そもそもゲームとはいえ、謂われなくPKできる神経が真面ではないわけで、本来は「お互いにできるけれどしない」緊張感の演出だと思っている。
だって西部開拓時代なのだ。
悪いのはPKできる仕組みではなく、謂われなく襲う人格である。

ことオンラインゲームのPKで「そういうゲームだから問題ない」と主張するプレイヤーもいるし、確かに”そういうゲーム”も数多くある。
が、すべて等しくでもなければ、あえて”PKできる”ことを自由度の1つにしてプレイヤーに委ねていると思しきものもある。

とくにオンラインコンテンツであるRed Dead Onlineに対して、本編にあたるRed Dead Redemption2をプレイしていれば後者と考えるほうが妥当だ。
そういうストーリーだった、と私は思う。

ともかくガンガンに撃ち合わなくても楽しめる。
見知らぬ誰かと肩を並べて釣り糸を垂れるなんていうことも、ある。
べつに回復する必要もなく、タバコに火をつけてみたり。
釣り終え、どちらともなく手を振りわかれる。

本当に”どうぶつの森”と変わらない。
ただ、あちらではシガーをくゆらせることができない。
なかなかに至福の時間なのだ。

残念ながら、ひと吸いで捨ててしまうのだが。

この記事が参加している募集