Independent as a moonshine maker.
またまた雨の週末であった。
というわけで、たっぷりと西部へ旅立たせてもらった。
土日あわせて5時間ほど。
ほぼ密造酒の醸造に費やす「Red Dead Online」となった。
おかげで役割ランクも12になり、ついにプレイヤーランクは100に達した。
ちょうど経験値ボーナスがつくタイミングで、思う以上に進んだ。
密造酒醸造者は、ランク5で醸造器の性能を上げられる。
ところが900ドル弱かかるので、またまた資金調達に奔走させられた。
収集家として高値で売れるアイテムを集め、商人としてなめし革を売り払い、賞金稼ぎとして稼ぎに稼いだ。自然探究家は、名前からして儲からなさそうでアテにしなかったが、伝説級の獲物を狩れば足しになっただろうか。
資金繰りに奔走しているうち密造酒醸造者のランクが10となり、一足とびで高濃度の密造酒が醸造できるようになった。
ここまでになると密造酒醸造者は儲けがいい。
商人との二足のわらじで、ドルが貯まりに貯まりはじめるらしい。
が、そうなると無法者を追体験するオープンワールドMMOのはずが、開拓時代の勤勉な労働者になってしまう。あくまで無法者を気取るべく、シノギとしては、ひとまず密造酒の醸造に専念することにした。
高濃度の密造酒醸造には、そこそこ時間を要する。
とはいえゲーム内時間でも1日半くらいなので、執行官の検問所を潰したり、よその醸造者を邪魔したりで過ごす。
程度のいい密造酒が仕上がるようになって、醸造を任せているマルセル氏もご満悦だ。
一度で完成する密造酒はボトルで20きりだが、これを割らないように運ぶ。
検問に遭っても、荒立てないようやり過ごすのがいい。
強行で抜けようとすると追われて馬車を壊されてしまったり、いい結果にならない。焦らず騒がず、権力と上手く付き合うのも無法者の処世術である。
プレイヤーランクが100になったところで、妻と出掛ける約束もあったので終わりとした。あとは粛々と密造酒醸造者として成り上がって、いよいよで1年になるこのゲームも仕舞いとするか。
次の楽しみにしているゲームが出るので、いい頃合いかも知れない。
ただ、まだ新しい役割が出てくるのを期待していたりもする。
ともあれ来週も、きっと西部に旅立つのだ。
そういえば先週の終わりに、このゲームのPS4版パッケージが値下げされたという。新たに踏み込んでくる新参の無法者が増えるかもしれない。
もし出会えたら、困っていたら手助けしよう。
できれば私と同じくらいには楽しいと思ってもらえるように。
相手の出方では手荒い歓迎になるかもしれないが、それも醍醐味である。
ただ折角ならMMOとして始める前に本編を楽しんでいただきたい。
手に入れながらアーサー・モーガンの物語を知らずというのでは勿体ない。
とにかく鮮やかな開拓時代の景色は、物語と相まって一見の価値ありだ。
間違いなく、お勧めできる。