「Main stage」A corporation is a mechanism for exploitation.
「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。
バッドランズ生まれ遊牧育ち、赤毛カーリーの家出娘な2代目ちゃん。
プレイ日記17回め、いちばん有名な本作のカットから。
アラサカの、サブロウ追悼式典がはじまる。
事前に仕込みを終えた山車までタケムラがたどり着けるよう、会場3か所に配置されるスナイパーの排除が2代目ちゃんの担当。
スニーキング向けのスキルを優先しているので難なく熟すが、初見プレイで死角にあった赤外線地雷で爆死させられた瞬間の「わかってるなぁ」感は、忘れられない。本作には、わかればニヤリとなる演出が多い。
スナイパーの3人を退け、式典全体のセキュリティを一時的に無効化しようというところで忍者装束のオダが登場。
殺してしまうとタケムラが怒るので倒すにとどめる。
直訴すべくハナコとの対面を果たすタケムラ。が、警備を呼ばれそうになり拉致するハメに。逃げて落ち合うぞ、と隠れ家まで用意していた周到さ。
向かってみれば「茶を勧めたが丁重に断られた」と落ち込んでいる。
なかなか憎めないキャラクターをしている。
対してハナコは、拉致されたと思えない悠然さ。
2代目ちゃんの口からヨリノブの凶行を伝えるが信じようとしない。
そこへアラサカの強襲部隊が到着。
ハナコを奪い返され、命からがらタケムラを連れて逃げる。
二手に分かれて逃げ延びたのは、パナムとも訪れた場末のモーテルだ。
シルヴァーハンド曰く、シティに向かうでもなく去るでもない半端ものしか泊まらない負け犬のベッドだそうだ。
まったく以て仰るとおり、ヨリノブに抗える手は潰えたはずだった。
が、ハナコの遣いを名乗るものが現れて状況は一転する。
ちなみに、ハナコの遣いは「プロキシ」と呼ばれている職業(?)らしい。そのままプロキシサーバと同じく代理を意味するのだろうが、ハナコの代理という点でもプロキシだったり、ナイトシティの家でも外でもないところに現れたのもダブルどころかトリプルミーニングに思えて楽しい。
結局のところ、協力すれば悪いようにはしないと仰るハナコさま。
ろくな結果にならないのは3周めなので知ってもいるが、もっと違う展開があっても良かったのに、というのが正直なところだ。
次回、続チャンプへの道。