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T'was a man with Peter Pan Syndrome who was investigating the Peter Pan case.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。

ナイトシティ生まれストリート育ち、悪そうなヤツはだいたいトモダチな、ヴァレリーちゃん。プレイ日記23回め、少年連続誘拐事件の犯人とは違うにしても類似する価値観が隣にいたと気がついて慄く。

ピーターパン事件と称された、その犯人であるアンソニー・ハリスの知識は心理学入門くらいのものだ。が、アダルトチルドレンまっしぐらの10代には少なからず効果的だったらしい。結果、7人の少年が誘拐されている。
NCPD捜査官リバー・ウォードの甥ランディも、そのひとりだ。

リバーの妹ジョスに事情を説明し、ランディの部屋で犯人と接触した痕跡を調べる。と、薄っぺらい知識で手玉に取られていく過程が知れる。
家庭的トラウマにおける「まんまと感」が安っぽいのは、お国柄だろうか。ステレオタイプな、ということであれば満点だろう。

誘拐された少年たちが拉致されている場所が特定でき、駆けつける。
すでにハリスは捕まっているので、あっさりと侵入できて少年らも発見。

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幸いランディは無事だったが、亡くなっている少年もいた。
停職中でもチャンネルは生きていたのだろう、リバーがNCPDに緊急連絡を入れ、少年らは無事に保護または収容されて事件は全面解決となった。

で、後日。
お礼がしたい、とリバーから呼び出される。

訪ねる先はジェスの家で、食事の席では「つき合っちゃえよ」的な雰囲気。余談だが1周めのプレイでは主人公のジェンダーを男性としていたからか、「めんどくさそう」というくらいだった。だが、女性”V”の視点で見ると、どうにもマチスモ感が際立って気持ち悪さしかない。

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見晴らしのいい鉄塔の上に誘われて口説かれるも、丁重にお断りして帰宅。

主要なキャラクターが好感を抱かせる中で、リバーだけはどうにも。
そもそもピーターパン事件で親密になる相手がピーターパン症候群では笑えないが、組織で"らしさ"に馴染めず孤立したのだから素質はある。
育ちも聞いたが、家庭的トラウマによる典型的なアダルトチルドレンだ。

ほかのキャラクターも総じて煩っているが、どこか可愛げがある。
リバー・ウォードには、それがない。

ほかも同じく口説かれオチると、いわゆる男女の関係になる俗物的シーンが「Cyberpunk2077」にはあるのだが..仮に性的少数派ではないプレイヤーが、女性"V"だからという理由でリバーを相手に頷くとすれば、頷けない。
ジョニーは頭の中にいて、いまや彼は友人である。

それは、さすがに信義にもとる。

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「まあ、ありゃないよな」と夜明けの空をふたりで眺めつつ、次回へ。

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