Ride through the wilderness of the dark night.
ゴールデンウィークに対してだとばかり思っていたが、「敬老の日」を含むことからシルバーウィークという説もあるとか。
ともあれ4連休であった。
妻のリクエストで、予定が2つ。
「鬼滅の刃コラボ中の回転すしへ行く」と「カラオケへ行く」を組み入れ、近場に出掛けた。ほかは自宅でのんびりと過ごす。
猫らも察するようになり、休日ともなると長く遊んでもらえるのがわかってか機嫌が良い。喉を鳴らす音で起こされると裏切るのも忍びない。
休日に向け新たに購入した通称「しゃかしゃかぶんぶん」なる猫じゃらしは大いに気に入ったようだ。
遊ぶだけ遊び、妻も猫らも寝入ったところでPS4の電源を入れる。
我が家では「ゲームで遊ぶ」ではなく、すっかり「西部に旅立つ」で通じるようになった。
「Red Dead Online」は西部開拓時代を舞台にしたMMOゲームである。
荒野の職業という5つある役割のうち新しく始めた「自然探究家」のランクが、この連休中にカンストした。
総プレイも241時間となって、そろそろやりきった感もある。
まだ手をつけていない「密造酒醸造者」をどうするか。
悩みつつも、ひとまずは保留として愛馬で駆けまわることにした。
ゲーム内は48分で、陽が昇り、また沈む。
場所にもよるが木々に囲まれた山間部などは、とくに暗闇が深い。
ランタンがなければ一寸先も見えず、身動きが取れなくなることもある。
躓き転んで投げ出されるくらいなら良いのだが、運が悪く愛馬が怪我をしてしまうこともある。どんな大怪我でも「馬用蘇生薬」なるアイテムで即回復するあたりはご愛嬌だ。もし手持ちになくとも馬が失われることはないが、一定時間だが愛馬が呼び出せなくなるなどのペナルティがある。
愛馬の回復までは「年老いた馬」という能力の劣る馬を呼び出せもするが、名称からして心許なく、あまりお勧めしない。
このほか移動の手段として、時代的に汽車もある。
馬より速いというほどではないが、ルートによっては便利だったりする。
ちょっと悪さをして執行官から逃げるにもラクである。
汽車のあとを懸命に追いかけてきてくれる愛馬も健気で良い。
※上記画像の左下、汽車マークを追いかけている馬マークがそれ。
この汽車での逃走中に「ギャングの隠れ家」を見つけたので、「指名手配」から逃れたところで途中下車した。
ちなみに「指名手配」されて直ぐはすべて赤文字となり、執行官を引き離せば赤文字が徐々にグレーとなって逃走完了の扱いとなる。
指名手配の文字が消えるまでは店に入れなかったりと制限が掛かる。
このところ荒事に励んでいたので多少なりと小慣れてきたのか、ギャングの隠れ家を呆気なく殲滅。奥に隠れていたギャングのリーダーを追い詰めたところ、怯えきっていた。
なんとも無法者らしからぬ無様に呆れて見逃すことにした。
お目こぼしのお礼に、と宝の地図を差し出してきたので有り難く頂戴する。
地図を頼りに手に入れた宝で、200ドル弱と1ゴールドくらい儲けた。
さて、次はどうしようか。
自然探究家のランクが20になって、新しい馬が買えるようになっている。
もうひとふんばり貯めて、新しい馬を飼うことにしようか。
鞍を選んだり、あぶみを交換したり、なかなか面倒を見るのも楽しいのだ。
どうやら飽きるには少しばかり楽しむ余地が残っているらしい。
そろそろ1年になるが、まだ週末には「西部に旅立つ」ことになりそうだ。