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The beginning to finish everything.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。

ナイトシティ生まれストリート育ち、悪そうなヤツはだいたいトモダチな、ヴァレリーちゃん。プレイ日記25回め、終わりに向かって動き始める。
まずは、ハナコ・アラサカの待つセレブリティ感しかない高級ラウンジへ。

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1周めでは最善手に思えた提案も、この世界の、この時代の企業は息を吸うように搾取すると知った今は、耳障りのいいご都合主義にしか聞こえない。

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相棒と呼んでも気恥ずかしさのなくなったジョニーが傍らにいてくれる。
1つ有意義な情報を得ることもできた。
衛星軌道にある「神輿」へのアクセスポイントがナイトシティにもある。
アラサカ・タワーの地下に。

慇懃な笑みで、ハナコが告げる。
「全力で延命に協力するわ。あなた、もう時間がないでしょう?」と。
見透かされたように拒絶反応の発作があり、意識を失う。

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つぎに気がつけば目の前にはヴィクターがいた。
自分で歩いて現れ、「"オレ"を診ろ」とベッドの先客を押しのけたらしい。
ジョニーだ。"V"の身体に適合しているのは、もはや彼なのだ。

もう、時間がない。

ひとりで考えるには最高の場所、とミスティに案内されたビルの屋上。
ジョニーが言う。
自分に委ねるか、自身で決着をつけるか。
後者であればノーマッドの「アルデカルドス」が力を貸してくれるだろう。が、きっと犠牲も出る。ジョニーに任せたとて、協力者はローグくらいで薄氷を歩くようなものだ。

考えがまとまらないまま、時間だけが過ぎた。
と、ジョニーが言う。
さすがは伝説のロッカーボーイだ、とんでもない。
身体は一つきりで比翼連理の相棒は片や死にかけている、この状況で。

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オレたちでカタをつけよう。

しっくりと腹に落ちて、覚悟も決まった。
モーフィアスを救うべくトリニティと二人で奇襲を仕掛けたマトリックスの一幕を思い出させる演出もあり、さらに"V"の状態が悪化して体力が全回復しなくなる。それでも、どうにか進む。

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やっとで最深部のメインフレームに手が届き、オルトを招き入れる。
接続と同時にアラサカ全社を掌握したオルトの防壁がアラサカに属するもの全てを瞬時に支配下へ。中枢まで続くゲートが次々と開いていく。

最後のゲートが開こうというときに現れた巨大な影。
ジョニー・シルヴァーハンドの仇、アダム・スマッシャーだ。

もう体力は、全快の6割くらいしか回復しない。
さらに半ばで手下まで現れる性悪さ。が、どうにか倒し切った。
転がっている姿はちっぽけで、憐憫すら感じさせる。

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体力が一定以下でコントローラーが振動するのだが、ほぼスマッシャー戦はブルブルしっぱなしだった。終わってからも手のひらに残っていたくらい。

復讐を果たしてジョニーも気が晴れたろうかと思いを巡らせ、次回へ。

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