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YouTubeの一番優秀な機能

こんにちは。かわさきです。


お久しぶりか、初めましてか分かりませんが、ちょっとお仕事関係。

YouTubeってすごいですよね。皆さん、ご存知ですか? 今日はYouTubeについて調べてきたのですけど、と書くとナイツの漫才の始まりみたいでおしゃれじゃないですか?


先日、とある企業のWeb CMの案件があったのですが、クライアントがあまり映像を知らない方達でしたので制作チームで最初に議題に上がった話が

「フレームレートと画角と解像度をどうしようか問題」でした。

fspは30? 60? それとも24?

画角は16:9? Webサイト埋め込みなら別画角? 16:9ベースでシネスコ?

解像度はFHD? ハーフHD? 4K? まさかの8K?

みたいな話。もちろんご指定いただいていなかったので、こちらからのご提案です。


その時に制作チームに話したことで、シネスコを使いたくない。


シネスコ、というのはシネマスコープという言葉の略称なのですが

ざっくりいうと「映画をテレビで見る時、上下に黒帯つく感じのやつ」です。それだけでドラマ性が出る、見せたい部分を集中して見せることができるみたいな表現技法です。


ただ、最近めっちゃ多い! MVなんてだいたいシネスコじゃん? シネスコ多様問題というのが私の中にありまして、とりあえずシネスコは逃げだと思っている私的には悲しいです。ビールじゃないんだから。もっと画角全体を使って遊んで欲しいなぁ。

もちろんシネスコ自体を否定するのではなく、シネスコを使うストーリーが欲しいんですよね、満を持して感。アイドルと一緒。デビューが武道館よりも夢が武道館の方が良いでしょう。


そんな時に思ったんです。

シネスコにしなくてもYouTube公開だし、特殊画角できるんじゃない? と。

きっかけは緑黄色社会というバンドの「sabotage」という曲のMV。


他にもVRコンテンツ。


ここまで回想。

ここからが今回のお話。


まず今回のnoteを書くきっかけになったのはKing Gnuの新曲のMVでして。


このMVを見て、上記エピソードを思い出したんです。

改めて考えるとこれってすごい機能ですよね。

だって、動画の画角という概念がなくなりますよね。


スマホが急速に普及した2010年代の前半に流行ると言われていた縦型動画。

この対応もYouTubeは早かった記憶があります。

これからは縦型動画の時代だ、と社内会議で宣言していた、あまり好きではなかった部長。元気にやっているかな、10分ぐらいだけ話してみたいですね。


YouTubeのすごいところって「映像なのに画角の概念がないこと」なんですよね。

改めて考えてみないと私も言葉にしていませんでした。


テレビにはテレビの画角。

映画には映画の画角。

のように映像の世界にある神様がYouTubeにはいないのです。


私が神で、皆も神だ。

アメリカの独禁法裁判でGoogleが負けたら、「神は死んだ」といった感じでしょうか。


YouTuberは、香水を歌ったり、メントスコーラしたり、新型iPhoneのレビューをしている暇があるなら、毎回画角変えた方が良いですよ。知らんけど。


Adobe Premiere 的には最初に特殊フォーマットのシーケンス作ればあとはいつも通りの編集なので楽です。


今年はもう無理ですが、来年あたりに超特殊画角で超高画質の動画を投稿してみたいですね。5:2の8Kとか、7:4の16Kとか。

そんな特殊画角にも対応してくれる ニコニコ動画を宜しくお願い致します。

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