私的アイドル論18~アイドルの年齢。とセカンドキャリアまたはモーニング娘。9期
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モーニング娘。の9期が座り続けていると言われることもあります。若返りを阻害している、と。それがいいかどうかは別にして、つい最近まで、歌唱メンバーが固定されているのはよく言われていて、実際にどうかはわかりませんが、そういう印象はあります。譜久村聖(敬称略)・小田さくらばかりみたいに言われます。だから、わかり映えしなく、若手が育たない。
最近は野中美希が目立ってきたり、北川理央が歌っていたりと、そのような印象は薄くなってきていますが、実際に9期が居座っているのは事実です。しかしほかのグループは上が詰まっているといわれることがあまりないのはなぜなんでしょうか?モーニング娘。はそういう風に言われるのに対して、アンジュルムやJUICE=JUICEはそんなこと言われません。
アンジュルムやJUICE=JUICEはちゃんと卒業が発生しているのに対し、モーニング娘。は卒業がこの2年なかったというのは、わかりやすいです。病気の卒業は意図したものでないとして除くとして、アンジュルムは和田彩花以降卒業が相次いでいたし、JUICE=JUICEも宮本佳林の卒業と高木紗友希の脱退、金澤朋子の卒業と不本意なものもありながら、メンバーは変わってきております。
卒業者を見ると、現在でも、卒業後に思った活動している方が多い印象があります(和田彩花、室田瑞希、勝田里奈、中西香菜、宮本佳林)。これから、新たな活動することを目指して卒業したメンバーもいます(船木結)。
卒業後にやりたいことがあるメンバーが25歳になる前に辞めています。やりたいことに合わせた年齢でやめていると思われます。モーニング娘。でも工藤遥は女優になるには、オーディションに合わせて卒業していました。
これを考えると、モーニング娘。9期の二人は卒業後にやりたいことがないのかなと思ってしまいます。
2021年の特別編〜今年もなんとかやります!ハロー!プロジェクトスペシャル〜(2021年12月16日)で石田亜佑美が自分のやりたいことを聞かれても困る,というようなむ旨の発言をしています。私に聞くんじゃなくて、あなた(マネージメント側)は私をどう売りたいのか知りたいということを言っていました。私は、現代のアイドルとしては考え方が古いと感じてしまいます。現代では、アイドル自身の好きなものが、そのままその娘のキャラクターになるし、仕事につながります。スタッフ側が考えるのはもちろん、メンバー自身の発信も重要です。
メンバーからの発信をもっと重要に取ってほしいです。メンバーからの発信がヲタは嬉しいですし、将来につながると思います。将来につながれば卒業にも前向きに考えられると思います。
次回、卒業と外仕事
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