患者さんへの接し方には十分配慮しよう

看護師は、多くの患者さんと接する仕事です。人の数だけ価値観があり、感じ方も違ってくるため、日頃から十分に配慮することが大切です。
患者さんとの人間関係を円滑にしたい看護師は、相手に対しどのような接し方をするべきなのかを把握することが大切です。

実際、患者さんのほとんどが病気や怪我などの症状に不快感を覚え、不安を抱えているものです。
そのため、患者さんと向かい合うときには、なるべく明るい態度で接することが重要です。

看護師がイライラして不機嫌そうな態度をしていると、患者さんを余計に不安にさせてしまいます。
ただでさえ病気や怪我で具合が悪いのに、看護師の態度にも不快感を覚えるのなら、通院したくないと感じて当然です。
現場が忙しくても、患者さんをケアする看護師である以上、常に笑顔をキープして、話しやすいと感じるような接し方を心がけましょう。

なお、勤務中に困ったことが起きた場合には、ただちに医師や先輩の看護師に相談しましょう。
中には、セクハラやパワハラなどを受ける場合もあるので、十分に気をつける必要があります。
もしも、勤務に支障が出るようなトラブルに巻き込まれたときには、すぐに病院の責任者に相談する方法が有効です。
担当を変えてもらえる可能性があるため、適切な対処をお願いしましょう。

また、病院には乳幼児から高齢者まで、さまざまな年代の方が訪れます。
子どもが警戒心を抱かないように優しく話しかけたり、年配者に敬意を表すような態度を心がけたりして、年代ごとに接し方を変えることも大切です。
高齢者の看護に携わる場合、患者さんが認知症を患っているケースもあります。
その際は、認知症の患者さんに沿った対応が求められるため、きちんと知識を学んでおくことが大事です。
認知症ケアの詳しい情報をインプットできるサイトがあったので、よかったら参照してみてください→[認知症ケアを学びたい看護師へ]

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