読書
あれほど毎日Xから情報を得ていたのに、最近はあまり受け取ろうとしなくなった。し辛くなったと言う方が正しいのかも知れない。代わりに本を読むようになった。とは言え自身が関心のある犬についての本だが。「クヮン・アイ・ユウが読書?」と言っても過言ではない大きな変化だと思う。毎日毎日、情報依存症かのように脳を喜ばせていた自分が今は少し遠く、車内で大人しく読書をするとは思わなかった。それが日常である方には伝わりづらい話かも知れないが、自分でも驚いている。本の中に逃げ込んでいる感覚もある。Xから得る情報が今の自分には刺激が強過ぎるのかも知れない。本を開くことは同時に閉じることにもなっていて、常時オンラインがオフラインになるのだと思う。世界との接続が断たれる感覚がある。機内モードや映画館での映画鑑賞、湯船に潜って息を止めること。これを書きながらそういうものも連想する。こうなった理由はよくわかっていないのだが、これがsurvivalに必要なことならと、それに滅多にないことなので、楽しく読もうと思う。