見出し画像

絵描きが7年ぶりにiPadを買い替え…創作活動が捗る捗る

私が2017年から愛用している、iPad Pro 9.7インチ・32GBモデル(第1世代)。
32GBのiPadなんて今では考えられないのでは??

ということで、ついに型落ちの第9世代、iPad 10.2インチ・64GBに買い替えましたのでご紹介してみます。



32GBだとClipStudioで漫画が描けない

まず、購入してからの7年間、今の今までしっかり動いてくれたことに超感謝しています。スマホはAndroidだしPCはWindowsだけど、タブレットはもうiPadじゃないとダメだなあと思う。

最初こそイラスト制作(ClipStudio・Adobe系)をメインに、音楽制作や動画制作、ゲームアプリもガンガン使っていたのですが、32GBがあっという間に埋まるのでいつしかClipstudioでしか使えなくなりました。

データは全てクラウドストレージに保存して、iPad内ストレージの中は常に空っぽにしていても、ClipStudioで使いたい素材が多いため気を抜くと5GBを超える。ふとアプリが落ちてしまうようになり、何より…

30ページ級の漫画が描けない…!!!
※安定稼働させるには72dpiがぎりでした。600dpiとか夢のまた夢

その他にもiPadでの3Dモデル制作もやりたいし、ライトニング接続のマイクアクセサリを持っているのでiPadでGarageBandも使いたいのです。しかし32GBでは無理です!!!メモリぱんっぱんになります!!!

ただひたすら、私はiPadにメモリを求めていました。それ以外は古のモデルを使っていることもありどうでも良かったのです。とはいえ一応iPad Proではあるのと、メインがイラスト制作ではあるので、せめてディスプレイのスペックは上がったらいいなあ~ぐらいの気持ちで買い替えを検討し続けました。

そんなとき!各店舗で型落ちモデルのiPad・64GBの大特価がスタートすることになりました!なんと第9世代が43,800円!!!

※私は最終的にノジマで購入しました。ノジマの店舗購入が一番楽で愛用しているので。しかしもう完売しちゃいましたね…https://online.nojima.co.jp/commodity/1/4549995249996/

Amazonでなら現在も6,000ポイント還元でやってますね!実質43,800円というやつですね👀

型落ちモデルですので今後も下がるのでは?と思いますが、2024年春に発売された第10世代の前モデルですからね。2021年販売の型落ちモデルとして、新品でお安く買えるのはありがたいです。善は急げです。

ではスペック比較や実際に使ってみての感動をつらつらと書かせていただきます。


第9世代スペック比較-ApplePencilの世代問題


私が使っていた第1世代のスペックで不満を感じていたのはメモリ、ディスプレイです。

メモリ
・32GB

ディスプレイ

・Retinaディスプレイ
・9.7インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ
・2,048 x 1,536ピクセル解像度、264ppi
・広色域ディスプレイ(P3)
・True Toneディスプレイ
・耐指紋性撥油コーティング
・フルラミネーションディスプレイ
・反射防止コーティング
Apple Pencil (第1世代)に対応

チップ
・64ビットアーキテクチャ搭載A9Xチップ
・組み込み型M9コプロセッサ

https://support.apple.com/ja-jp/111965

今は最低でも64GBメモリなんですね。32GBで良く今まで頑張ったと思う。64あれば充分で、256はメイン機としない限り不要でしょう。

iPad Pro→iPadのランクダウンと言えど、世代が大きく上がるのでスペック面は問題なし。というかメモリが上がれば何でも良し。

あとの縛りといえばApplePencilをどうするか問題です。
既にApplePencil(第1世代)を愛用しているので、既存利用するか?第2世代にするか?最新のProにするか…??それによって買い替え先のモデルも変わるので、実際の店舗で試してみました。結果的に「ApplePencilは第1世代で充分」に至り、iPad(第9世代)を購入しました。

筆圧検知など、書き心地に変化はなし。第2世代ではマグネットでくっつけられるよ~ぐらい。あとは握りやすい形と素材になりましたが、私はApplePencil(第1世代)に大好きなプニュグリップを装着しているので特にメリットとは感じられず。

ぷにゅグリップ愛用者です。もちもちで疲れなくて最高なので、落書き・ラフ用の鉛筆にもつけています。

↓ちなみに太いグリップなので、下記のような「ペンホルダー付き」のタブレットケースだとApplePencilが入らなくなります。注意。

私は愚かなので収められないことに気が付かず、↑ケースを購入後、ペンホルダー用のバンドを自作しました。

とはいえ今からApplePencilを買うのであれば、メリットの多い第2世代の方がおすすめなのでしょう。
第1世代は軸がつるつるで疲れやすく、グリップを付けて使う方がほとんどです。他にも失くしやすい転がりやすいなど、デメリットは多いです。

しかしイラスト制作における内臓スペックにおいては第1世代で事足りています。

更にiPad(第9世代)の場合、ApplePencil(第2世代)には対応していません。。

簡潔に言えば、スペック&値段の高いモデルを購入する場合、ApplePencil(第2世代)以上を買うことになるかなと思います。なるべくお安くという意味では、型落ちモデル+ApplePencil(第1世代)が最適だと思います。


それでは第9世代のスペックも見ていきましょう。

ディスプレイ
・Retinaディスプレイ
・IPSテクノロジー搭載10.2インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ
・2,160 x 1,620ピクセル解像度、264ppi
・True Toneディスプレイ
・500ニトの輝度
・耐指紋性撥油コーティング
Apple Pencil(第1世代)に対応

チップ
・A13 Bionicチップ
・Neural Engine

https://support.apple.com/ja-jp/111898

IPSディスプレイに進化したのがとっても嬉しいポイントです。直接写真を撮ってみました。

←第9世代  第1世代→

TrueToneは画面が黄味がかってしまうため、常時OFFにしています。


解像度がそもそも違う


うまく撮れなくてごめんなさい(´;ω;`)

IPSディスプレイは今どきのモニタやテレビには大体採用されているものですが、どの角度からも見やすく綺麗に映るようコントロールされているモニタになります。

何よりも色再現度が高く、イラスト制作には欠かせないものなのです。上のイラストも、左右で色の雰囲気が変わって見えますね。


実際にイラスト描いてみた


実際に描いてみました!旧モデルではSNSにアップロードすると色の雰囲気が変わることに不便さを感じていたものの、第9世代モデルのIPSディスプレイでは仕上げまでばっちりできました。

そして350dpiの安定稼働。この感動、いつぶり??
600dpiにも手出していいの?漫画も描ける?

更にメモリに半分以上の余裕があるのに感動してしまい、素材を追加したり、泣く泣く削除した素材の再ダウンロードができました(´;ω;`) ClipStudioも喜んでいますよこれは…!

※ClipStudioの機種変更の際は、クラウド→設定のバックアップをしておきましょう。新しいデバイスでバックアップデータをダウンロードすれば、メニューや詳細な設定などそのまま引き継げてノンストレスです!

漫画が描けるようになり、ライセンスもアップグレード。ついにデジタルで描ける…嬉しい…!

ついでに忘れ去っていたAdobeの神アートアプリ・Frescoも久々に起動できてうれしかったです。ライブブラシが最高に楽しいんですよね。ClipStudioでも同様に楽しめるようになりましたが。

今はVtuberモデルが制作できる、VRoid Studioを楽しんでいます。iPadで直感的に作れるとは…超楽しいです。



私のように第1世代を使用している方は少数派かもしれませんが、iPadの買い替えを検討されている方、できるだけ安く今すぐ手に入れたい方、サブ機・イラスト制作をされている方向けにご紹介してみました。

ぜひご参考になれば幸いです!


いいなと思ったら応援しよう!