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朝から夜まで撮影の日は疲労と達成感を味わえる

みなさんこんばんは、カワハラユウヤです。

福岡県のとある写真館にてカメラマンをやっております。

今日は朝から夜まで一日撮影の日でした。お盆明けて初めての撮影だったので疲労もそれなりにありましたが、達成感もありました。今日はそんなお話です。

幼稚園の「デーキャンプ」の撮影でした

さて、こんな暑い日に朝から夜まで一体なんの撮影だったのか?

正解は、タイトルにある通り「デーキャンプ」の撮影です。

本来なら大体どこの幼稚園保育園も7月の後半にお泊り保育を行っているのですが、今年は緊急の状態でそれらが中止・延期、そしてお泊りはしないといった状態での実施というのがほとんどでした。

今回撮影に伺った幼稚園も例年は次の日の午前中までお泊り保育が行われていましたが、今年は夜には帰るという日程だったので「デーキャンプ」でした。

内容は午前中は川遊びに行き、園に戻ってからお昼を食べて野菜を切って宝探しをしてカレーを食べて、キャンプファイヤーをして花火をし、お化け屋敷をやって最後に打ち上げ花火を見て帰るというもので、一日だけでも盛り沢山の内容でした。

先生たちが一生懸命考えてつくったんだろうなということがわかりましたし、当日はかなりバタバタと動き回っていたのでやっぱり先生という仕事は大変だなあと思ったり。

「子どもたちのため」に東奔西走する先生たちは本当にすごいです。

カメラマンも楽しみながら撮影することができたら最高だ

僕たちはみんなの楽しそうな表情を写真におさめていきます。

川遊びは自然な表情と声をかけた写真を両方撮影し、事あるごとに各教室に回って子どもたちと会話をしながら写真を撮ります。

野菜を切るなら全員撮影、手持ち花火をするなら全員撮影。ごはんも全員撮影ができる場面です。カメラマンは「平等に撮影する」ことも求められます。

こういう撮影になったときに、つい流れに身を任せたまま「きついなあ」と思いながら動いていると、本当に疲れてくるし同時に気分も落ちてきてしまいます。

疲れてきたときこそ踏ん張って、楽しみながら撮影ができたら最高じゃないですか。

僕もなかなかその境地まで行くのは難しいですが、ちょこちょこ意識しつつ撮影をしています。

今回の園はポカリを持ってきてくれたり、お昼も夕飯もしっかり用意していただいたので、その恩に報いるためにも頑張るしかないのです。

コロナ禍でも試行錯誤して色んなことを行っている。やることが大事。

コロナ禍で様々な行事が中止になりました。

しっかりと数字は出していないですが、4-8月までで例年あった撮影の8割が霧散しました。売上にすると数千万の損失です。

ただ、僕たち写真館も苦しいですが、学校や園も苦渋の決断だったことは間違いありません。やりたくてもできない。

緊急事態宣言が解除されて以降も、中止になった行事は多いです。

ただ、様々な行事をすべて中止にしていくところもあれば、なんとか別の案を作り出して対策を考えながらやってくれているところもあります。

写真館のカメラマンというのは子どもたちが出てきてくれないと仕事にならないので、行事がなくなるとどうしようもないのです。

どんな状況になっても常に考えて何かをやってみる。この姿勢は学ぶべきで、僕も取り入れていきたいです。

能動的に動く。これが目の前の現実をより良くする最適解なのかもしれません。

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