生で観ないとわからないこともあるよね/Tyrese「Don’t Think You Ever Loved Me」

2023年最初のライヴはケラーニ!(2/15@Zepp DiverCity Tokyo)

意外と小柄なケラーニ。バンド・メンバーも全員女性でした。

チケット完売ということで超満員!完全にコロナ前のライヴ会場に戻ったという感じ。
しかもギャルや外国人の割り合い高し!私の周りもほぼ全員黒人でした。日頃引きこもりの私にはなかなか刺激的な空間で、それだけで楽しかったです(笑)。日本語全く聞こえなかったし。

前座は2組。まずはケラーニのツアーDJを長年務めているNoodlesが、ミーガン・ジー・スタリオンからTLCまで2000年代〜現行ヒップホップ/R&Bをガンガンかけて大盛り上がり。女性アーティストの曲ばかりかけてたのが印象的。ラストがキーシャ・コール「Love」だったんだけど、この曲は私が一番ハーレムとかに行ってた時に、クラブでかかってはみんなで大合唱していた曲なので、それだけで胸いっぱい。あの頃一緒に歌っていたギャル達は、みんな元気かしら……。

Keyshia Cole / Love

続いて、フロリダ出身の22歳、ディスティン・コンラッドのステージ。初々しさ満載。NoodlesのDJであれだけ大騒ぎしていた私の前の黒人3人が、ディスティン君のライヴが始まるや否や、ディスティン君ガン無視でお喋りタイムに突入してオイオイと思いましたが。さらには途中観客同士の小競り合い?モッシュ?かなんかでショウが中断してしまい、そのままフェイドアウトしてしまったのが本当に可哀想。みんなを見返すくらいビッグになってくれ!ずっと応援してるよ!

Destin Conrad / Unpredictable feat. Kiana Ledé
昨年11月にリリースされたアルバム『Satin』からの先行シングル。ライヴでも歌ってくれました。アルバムは浮遊感溢れる魅惑的な曲が満載。

前座2組を終えて、いよいよ主役ケラーニの登場。
18時開演なのに、ケラーニがインスタのストーリーで「8時に会いましょう!」的なことを書いていたので、もしやとは思っていたのですが、やはり登場は20時15分くらいでした。前座2組あったとはいえ超長かった……。けどケラーニ可愛かったし、喉本調子じゃないと言いつつパワフルなライヴ見せてくれたし、満足です。ライヴ・レポートを別に書くので、ここでは詳細は控えますが、アルバム(特に最新作)の雰囲気とは全然違って、ライヴではよりポップな印象。やっぱ生で観ないとわからないことあるなーとつくづく。スリック・リック・ネタの「Wish I Never」もアルバムでは唐突な感じもしたけれど、ライヴ映えはバッチリでした。
あと、東京公演エクスクルーシヴのトピックはAwichとJP THE WAVYが登場して「Gila Gila」をやったこと。Awichはもう完全に日本代表なんだなーと思いました。彼女のケラーニに対する真摯な思いも素敵でしたよ。

Awich / Gila Gila feat. JP THE WAVY, YZERR

私の大好きなあの曲やあの曲をやらなかったのは残念でしたが、またの機会に聴けることを祈りつつ。また日本に来てね!

やっぱり体調不良だったケラーニちゃん。オセアニア〜アジア各国をまわって大変だったでしょう。気温差も凄いしね。お大事に!


<今日の1曲>
Tyrese / Don’t Think You Ever Loved Me

2015年の『Black Rose』を最後に引退宣言をしていた(TGTとかはあったけど)タイリースが本格復帰! これがレニー・クラヴィッツ(!)のギター鳴り響くスケールの大きなバラードとなっていて超最高。リアンドリア・ジョンソンの情熱的なヴォーカルも華を添えてます。歌詞は離婚で経験した思いを綴ったそうで…。そりゃあエモーショナルにもなりますね。リアンドリアも2回離婚してるそうだから、感情移入できたのかしら…?!

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