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四半世紀振り/Maeta「Clarity」

先週末(6/17土)エリック・べネイのライヴに行って来ました@ビルボードライヴ東京

何度も来日しているエリック・べネイですが、私はおそらく初来日以来のライヴ観賞。あれは96年か97年だったかなー。新宿リキッドルームだったはず。
その初来日公演時に忘れられないエピソードがあって。それまで殆ど喋ったことのなかったサークルの後輩から「真紀さん、エリック・べネイのライヴ観ました? まだなら絶対観た方がいいですよ!!!」と物凄い興奮した様子で突然電話がかかってきて(普段すごい大人しい感じの子だったから、尚更びっくりした)、それなら行かねば!と思って翌日のライヴの当日券を買って行ったのでした。ライヴの内容は悪くはなかったけど、そこまで大興奮するほどかなぁと思った記憶(すみません)。その子、途中でサークルに来なくなっちゃったし、今は一体どうしてるのかしら…。

なんて出来事から早四半世紀(恐ろしい…)、「久しぶり」にも程がある超久々のライヴでしたが、これが本当に楽しかった!!!

安定感のあるソウルフルな歌声、強力なファルセット、経験値が伺えるような巧みなライヴ・パフォーマンス。
何より超かっこいい!!!大人の男の色気たっぷり。さすがハル・ベリーを落とした男。にもかかわらず、「すりらー」と書いてあるマイケルTシャツを着ちゃうお茶目さ。完璧です。

写真はBillboard Live TokyoのTwitterから拝借しました。

ライヴは「Spiritual Thang」「Spend My Life With You」といった代表曲をはじめ、デイヴィッド・フォスター・メドレーから(EW&F「September」はデイヴィッド・フォスターじゃないと思うぞ)、プリンス「I Wanna Be Your Lover」、ビル・ウィザーズ「Lovely Day」などカヴァーもやったり。「Lovely Day」の時の男女を分けて歌わせるパフォーマンスも超楽しかったなー。本編ラストの「Georgy Porgy」も観客総立ちで大盛り上がりでした。

Eric Benet / Georgy Porgy feat. Faith Evans
カヴァーだけど、エリックの代表曲の筆頭ですね。オリジナルも大好きだし、フェイスとのコラボだし、当時12インチを喜び勇んで買いに行ったなー。エリックも当然ですが若いですね。

ライヴ巧者のライヴは心底楽しいとつくづく思った一夜。このライヴを観たら私も誰かに「エリック・べネイのライヴ観た? 絶対観た方がいいよ!」と電話しちゃうかもねーと思ったりしました笑。


<今日の1曲>
Maeta / Clarity feat. Lucky Daye

ジェイ・Zに身染められて、ロック・ネイションと契約したインディアナポリス出身の女性シンガー。声良し、ルックス良し、バック・アップしているアーティスト良しと、まさに<成功が約束されたシンガー(とG.RINA嬢が言ってました笑)>と言えるのではないでしょうか。
先頃リリースされたアルバム『When I Hear Your Name』にもプロデューサーにDJ Dahi、ケイトラナダ、ルイ・ラスティック、DJキャンパー、オーク、OGパーカー、アンブレ他、ソングライトにデスティン・コンラッド、ラッキー・デイ、アンドレ・ハリス他、フィーチャリングにアンブレ、ラッキー・デイ、タイ・ダラー・サイン、ジェイムス・フォンテレロイと、えらいこっちゃなことになってます。改めて書くとすごいラインナップだな、マジで。
そんな凄まじい面子が参加したアルバムの中でも、ラッキー・デイをフィーチャーしたこのドリーミー・ミディアムがお気に入り。プロデュースはDJキャンパー。儚く透明感のあるマエタ(メイタ?)嬢の歌声と、そこに寄り添うラッキー・デイの温もり溢れる歌声が本当に素敵です。ストリングスも効果的に入ってますね。

Tone Stith / Something In The Water feat.Maeta
マエタ(メイタ?)といえば、私はこの曲が大好きなので強引に紹介しておきます!みんな大好きカール・トーマス「I Wish」路線の泣きのスロウ。

マエタ(メイタ?←しつこいw)のアルバムでもプロデューサーとして、フィーチャリング・アーティストとして大活躍のアンブレのTiny Desk Concertも最高なのでぜひ!

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