ジャパニーズR&B今昔物語/Vedo「Do You Mind」

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
2021年12月から始めたこのnoteも、無事辞めることなく1年以上継続的に書くことができました。
今年もゆるりと書いていこうと思っておりますので、お付き合いいただければ幸いです。
今年もよろしくお願いいたします。

新年一発目の投稿が宣伝で恐縮ですが、
otonano」というウェブ・マガジンにて、<編集者が語るあの頃のJapanese R&Bシーン>というテーマで、元「WOOFIN’」の荒野政寿さん、元「LUIRE」の星出智敬さん、元「bounce」の猪又孝さんの御三方にお集まりいただき座談会を敢行、私は進行と原稿執筆を担当しました。
恐らく全3回になると思われるうちの第一弾、ぜひご覧になってください!あの頃を知る人には面白い内容だと思いますよ。

記事がアップされた1月5日にSNSで宣伝したんだけど、かなり反響があり。色んな人から連絡が来ました。嬉しいなー。
中でも記事の最初に出てくるインドープサイキックスが懐かしい!っていう反応が多く。懐かしいですよね。

Indopephychics feat. OSUMI and DEJJA / 100万光年のやさしさが注がれる限り
今聴いても独特なトラックですね。KENSEIさんとD.O.I.さんの組み合わせって今思えば(当時も思ってたけど)本当に凄すぎる。またやって欲しいなー。

あと、ある人から「川口さんの永遠のジャパニーズR&Bクラシックって何?」と聞かれたので、ベタだけど「つつみ込むように…」と、DJ HASEBEさんの「いとしさの中で」と、DOUBLEの「BED」かなーと答えたんだけど、「選べてないじゃん!」と言われ(笑)。1曲だけ選ぶのは無理よね。

DOUBLE / BED(DOUBLES) feat. Mummy-D and KOHEI JAPAN
坂間兄弟をフィーチャーしたリミックスの方を。12インチなぜか2枚持ってます。それくらい好きってことで。

90年代後半のジャパニーズR&Bブームについては以前も書いたので(「いとしさの中で」もそちらにアップしてます)特に書くこともないですが(笑)、あれから四半世紀(!)が経ち、あの頃活躍していた人達の多くが今でも活動を続けているのが本当に素晴らしいなと思います。
そして、あの頃のブームの影響を受けた若い人達が、きちんと咀嚼し自分達のものとして独自のR&Bを歌っているのが本当に頼もしい。原稿にも書いたけど、あの時撒かれた種は確実に実となり花となってるなーと思います。
あんな爆発的なムーヴメントはもうないだろうけど、それだけR&Bは定着したってことですかね。

と、新年早々つらつら書いてしまいましたが、最後に私のお気に入りの最近のジャパニーズR&Bを紹介して終わりにしたいと思います!

笠原瑠斗 / are you down tonight
札幌在住のシンガー・ソングライター。この曲は2020年リリースですが、大好きで今もしょっちゅう聴いてます。プロデュースはShingo.Sさん。ライヴ見てみたいなー。

黒川沙良/ pulse
去年出た楽曲の中でもよく聴きました。歌詞が切ないわー。プロデュースはManaboonさん。和田昌哉さんをフィーチャーしたヴァージョンもあり。


<今日の1曲>
Vedo / Do You Mind feat. Chris Brown

昨日(1月6日)リリースされたばかりの新曲。Vedoと書いて「ヴィド」と読みます。ミシガン州出身の29歳。来週リリース予定のニュー・アルバム『Mood Swings』からの先行シングルで、サビのメロディー&リリックを思わず口づさんでしまうキャッチーなミディアムとなっております。アッシャー、クリス・ブラウンの後継者と言われることも多い彼ですが、リリース・ペースも早いし、今後もガンガンいきそう。そういえば前にアッシャーの「Tiny Desk Concert」でバック・コーラスやってましたね。

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