川口駅東口地下商店街跡の地下駐輪場に感じる東京24区
1991年までJR川口駅前には広大な面積を誇る地下商店街が広がっていました。
1970年に埼玉県下初の地下商店街で、およそ21年にわたって利用されていました。
(注)この記事では川口商工会議所HPの年号を採用しています。
とあるブログによれば、日本最古の地下商店街は東京浅草にあった「神田須田町地下鉄ストア」(2011年閉店)とのことです。
今回は川口駅東口の地下に広がっていた地下商店街の跡地を巡ってみました。
改札を出て正面やや右手に見える階段(New Days横)を下まで降りると、 下の画像にある階段が見えてきます。
近くまで行くとこんな感じですね。
上の画像にある階段を下まで降りると、かつてここが商店街だったことが微かに感じられる景色が見えてきます。
右手はかつて岩渕書店があった地点になります。
この画像は『山田君の世界』からお借りしたものです。
この場所から左手(西口方面)を向くとこんな景色が見えます。
ここを真っ直ぐ進むと、丁度川口駅の真下(みどりの窓口とかリトルマーメイド辺り?)を歩くことになるはずです。
本町方面に進むと左手に現在のバスプールに続く階段があり、バス乗り場の案内板が貼ってあります。
その先には国際興業バスの総合案内所があり、バスを利用されている方はこちらで定期券や回数券を購入されているのではないでしょうか。
この地点から後ろを振り返ると、こんな感じです。
実際に来てみるとかなりの延床面積だったことが分かりますね。
当時はジュエリーツツミやコスメ店、旅行代理店などが軒を連ねていたそうです。
地下駐輪場のあちこちに、地上へ続く通路や階段が枝分かれしており、ダンジョンさながらの雰囲気を味わうこともできます。
ここを歩いていて、当時のビジネスマンやOLさんがこぞってショッピングを楽しんでいた光景が目に浮ぶようでした。
下は『酒か肴か音楽か』というブログのコメント欄からの引用です。
懐かし~
思わず叫んでしまいました
おしゃれ蝶さん、バスを待つ間買い物しました~
国際興業の窓口、定期や回数券買いました~
まだ若かったOL時代を思いだします。
川口の噂・・・・・面白い(笑)
2011/01/31 18:50
蛇足ですが、地下商店街にあった岩渕書店の本店は現在の樹モールのセイムス(ドラック)が入っている建物ではないかと思われます。
記憶が正しければですが、焼肉安楽亭の後に建て替えられて現在のセイムスや快活クラブが入っているビルになっているはずです。
恐らくココ??
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
駅前再開発費用として全額を川口市に寄付します。