杉浦医院(川口市)の激混みの秘密は院長の腕と人柄
川口市には早朝の電車に乗ってまで、わざわざ都内から通院する患者がいるほどの名医がいます。
その名医というのは「医療法人社団 弘惠会 杉浦医院」の院長をしている杉浦敏之医師、その人です。
下の画像は杉浦医院の公式HPから拝借しました。
この病院は私ども家族の主治医であり、川口市に引っ越してきてからは、健康相談や体調不良のときは迷わず受診する掛かり付けの病院になっています。
しかしながら1つだけ問題があります。
受診希望の患者が多すぎてサクッと診察を終えられません。
並んで順番を取っても診察が終わるのがほぼお昼という、凄まじい人気の病院です。
ここ数年来続いている朝の大行列は、杉浦先生の人気ぶりを裏付けていますね。
下の画像はm3.comに掲載のものをお借りいたしました。
私ども家族が杉浦先生に診てもらうようになってから、もう10年近くは経っています。
ここの病院の特徴は以下の3つです。
総合病院並みの検査設備がある
漢方が得意
院長が優しく丁寧かつ腕は抜群
他の病院では不得意とする医師が多い中、漢方薬の処方に関しても漢方医並みの知識と証(しょう)の見立てが出来ます。
気になる場所ですが、JR川口駅東口から徒歩約5分のところにあります。
JR川口駅東口を出て正面に見えるかわぐちキャスティを突き抜けて(エスカレーターで下まで)、出たところを右に曲がり、大通りに出たところを左折すれば目の前に見えてきます。
杉浦医院のある建物は医療モール兼マンションになっており、下層階が病院で上層階は居住用です。
1階は川口駅前郵便局になっています。
入り口付近にある案内板です。
杉浦先生のご専門は本来は外科とのことですが、いつもお世話になっている側からすると何でも診察できますね。
待合室にいろいろ免状が飾られているので、数枚撮影してみました。
皮膚系の疾患に関してはご専門ではないため、近くの「柴田皮膚科クリニック」を紹介しているようです。
下の画像は杉浦医院から徒歩3分の場所にある柴田皮膚科クリニックの入り口です。
ガストの右隣にあります。
こちらが入り口になっています。
話をもとに戻しますが、杉浦医院は胃カメラやエコーなどの検査、インフルエンザの予防接種、健康診断などは全て予約制です。
診察を受けるには当日の朝に行って、長い長い順番待ちです。
左側が受付で、右側が会計の窓口です。
下の3枚の画像は待合室を後方から撮ったものです。
大体の広さと雰囲気は伝わるでしょうか。
この日は薬を貰うために行ったのですが、院長不在でしかも受付終了間際だったため、他の患者さんがほとんど居ませんでした。
普段は激しい混雑で、時間を潰すのに苦労されている患者さんが多く見受けられます。
しかしながら、実は待合室右端のスクリーンには天体好きに堪らない画像のスライドが流れるようになっています。
私はこれを眺めるのが好きなので、じっと見てますけどね。
例えば、いて座の干潟星雲は割と有名なのですが、どこが干潟に似ているのか謎でしたけど、天文マニアの杉浦先生も同じ感想なのでちょっと安心した記憶があります。
下は杉浦院長が個人的に撮影した天体写真の動画です。
病院のHPにもリンクが張られています。
あとは個人で買うにはやや高いサイエンス誌『Newton』が置いてあり、診察待ちの間ワクワクして読むことができます。
次に、処方箋を貰ったら医療モール下の薬局ではなく、道路渡ってすぐのところにある「金子ファーマシー」へ迷わずGO!
最後になりますが、杉浦先生は終末医療や在宅医療に長いこと携わってきた医師です。
「理想の最期とは」「穏やかな死への覚悟」「畳の上で死ぬ」など、人間の尊厳について長年考えてこられて、著書の『死ねない老人』なども上梓(じょうし)されています。
病院内に置いてある杉浦先生執筆のジャーナルや著書、インタビュー記事を読んだ上で診察を受ければ、杉浦先生の人気の秘密が理解できるはずです。
単純に「親切」「丁寧」「優しい」のではありません。
命に携わる医師としての崇高な理念と決してブレない思想が患者を魅了し続けているのです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
駅前再開発費用として全額を川口市に寄付します。