既に50年遅れてる日本の骨盤機能障害の徒手療法
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古い本です…がっ、衝撃を受けた本です。
Sacro Occipital technic 1979(仙骨・後頭骨テクニック1979)
いわゆるSOTと言われるテクニックの教本です。
この本で腰部骨盤の機能障害を3つのカテゴリー(カテゴリーⅠ,Ⅱ,Ⅲ)に分けられました。
この本を1990年初頭に読んだ時の衝撃たるや…
理学療法士の分野で有名なAKA、これカテゴリーⅡの事じゃんと思ったのですが、その当時誰ともこの気持ちを共有できず…
皆AKAをスゲ〜とまるで宗教みたいに熱狂的なセラピストが現れる中、1つしか見てないじゃん!と1人で突っ込んでいた。
しばらくすると宇都宮初夫が博田先生と袂を分かつが、宇都宮先生が腰仙関節の重要性に気づいたんですね。
俺思いましたよ。やっとカテゴリーⅢに気づいたのねって。
でもまだ日本ではカテゴリーⅠに気づいてテクニックを体系化することが出来ていない。
アメリカでは既に40年以上も前に今の日本以上のことをやっていたんです。
骨盤機能障害の考え方が現時点で50年は遅れているってことです。