学び直し・リスキリング・リカレント教育
人生100年時代をいかにいきるか?会社員が定年を迎えて再雇用で雇用を延長した場合、同じ仕事をしているのに給料が半分になってやってられない。とか、割に合はないとか、モチベーションが下がってどうしようもないという話を耳にすることがある。65歳までの雇用延長は義務化されているので、本人から希望があれば雇用せざるを得ない。雇用延長する側が給与がある程度下がったとしても、これまでの上司としての役割から解放され、1担当者として仕事に取り組むことができ、上司としての立場から離れ、後輩の育成に取り組めるような気持ちの切り替えが出来ればいいのかもしれない。年金がもらえるまでの5年間働くことで収入も増える。雇用保険から給与の低下分は状況によればある程度の割合まで給付される場合もある。(詳しくはハローワークのHPで)
せっかくの60歳からの5年間である。どんな働き方をすればよいのだろう。愚痴をいいいながら5年務めるのはあまりにももったいない。人生100年時代の中、健康でいられる年齢のことを考えるともったいない。どうせなら、定年後のセカンドライフにやるための学び直しをしてはどうだろう。雇用保険に加入していれば教育訓練給付が受けられ、内容にもよるが多ければ費用の半分程度負担してもらえる場合もある。私の場合、キャリアコンサルタントの養成講座の半分は教育訓練給付を活用した。場合によっては7割まで給付されるケースもあり。
少子高齢化時代の中、採用環境も悪化している。そのような中、所属する会社の中で若手のうちに新たなスキルを学んで育成するリスキリングという方法もあると聞く。いずれにせよ、自分のライフキャリアをどう生きたいのか?自分は何をしたいのか?年を重ねる中で自分、他人、会社、家庭、世の中を見る目を養わなければならない。 最近、ようやく利他で考えられるようになってきたかな。他人からどう思われるかではなく、自分がどうしたいのかを考えるようになったかな。でも、素の自分を直視したときは苦しくつらいときもある。自分を信じておおらかにいきよう。~ケセラセラ~なんとかなるさ。