命名法、その他(Pさん)
Pさんです。また手違いで6の日に回ってしまいました。すみません。
なんだかいろいろあって、好奇心の本棚を書くのが久しぶりな気がします。仕事もそうですが何より同人活動周りのことがいくつも重なっており、そう感じるのかもしれないですね。台風については、故あってあえて触れないことにします。
新しい小説を書き始めました。昨日の「Pさんの笑ってコラえて」更新分で載せた物です。この、何とも腑抜けたマガジン名を、どうにかした方が良いのかも知れませんが、代案が思いつかない以上仕方がないですね。
同じく気の抜けた題名と、気合いを入れていくつかの掛詞みたいにしてザ・題名という顔つきにする二つの方向性がありますが、気合いを入れすぎると「何をそんなに力んでいるの?」という気分になるし、どうでも良い物にしようとすると「そんなのに変えるくらいなら今のままでよくない?」という声が聞こえてくるようです。
少なくとも、前の「PさんZINE」よりは、今のものがマシであるように感じるので、このままにいたします。
僕は個人でブログを立ち上げたことが、同人活動をする前から二、三度くらいあります。その時は、はてなダイアリーを使用していたので、アカウント名に「の日記」というデフォルトの題名があったので、常にそれを使用しており、何も考える必要がありませんでした。
ふと考えるのは、インターネットを使用していると、何度か、自分で自分の名前を付けるだとか、自分のコンテンツに名前を付けるとかいう場面に当たると思うのですが、何かいい知れない当惑のような物を感じないでしょうか。
ここで、常套手段になっているのは、自意識が高いとか思われないためにあえて自己卑下をしているような命名法で、例えばブログで言うと「雑記」とか「メモ書き」とかいったような、「本当は読み物ではないですよ。あくまで個人的に書いていますよ。だから元々たいしたものではないのでそんな風に期待した上で読まないでくださいよ」という予防線を張るような身のこなしがちょくちょく見られます。
その逆に、自分の名前で、見たこともないような皇族みたいな字使いの名前も、度々見掛けます。
「ウサギノヴィッチ」。「Pさん」。これらの名前は、読んでいる人にどう映るでしょう。そして、「苦しみから歩き出す」は……。
なんだか話が広がらなかったのでもう一つ。
最近ユーチューブで見ている動画で、面白いのがあります。
「お酒とYotoの物語」というチャンネルの動画です。
このチャンネルは題名の通りYotoという人が、いろいろなお酒を紹介したり、カクテルを作って飲んでみたりするというのがメインです。
元々バーテンダーをしていたとのこと。なので、道具が豊富だったり動きが洗練されていたりするので、単に見ているだけでも楽しい。
それから、バーテンダーというと難しい話とか、込み入った技術とか、自分らには及ばないような高級なものの事とかが出て来そうな気がしますが、もちろんそういう部分がないわけではないですが、大部分が庶民的な、どういうハイボールを作るとかそのコツだとか、割るだけで作れる市販のレモンサワーの元の話とかがあるので、入りやすいです。
加えて、飲んだ感想の一つ一つが「うま!」だけ、というのがあります。
本人は、「語彙力ヤッホー」、つまり美味い酒を飲んだときにそれを表現する言葉はとくになく、「うまっ!」というだけである、というのが定番ネタであります。
これ、実際に語彙力が無いわけではきっとなく、味の要素がどこにどう働いているのか、知りつつも一言目に「うま!」という事によって、見ている人に「ああ、いろんな酒のいろんな味があるけれども、とりあえず「うまっ!」って言いながら飲んでいればいいんだ」と安心できる効果があると思います。
それで一通り飲んだ後に、どういう香りが来るとか味がどうであるとかの解説が入ります。
見ていると、オープニングやエンディング、導入からカクテルを作るところと飲む部分などのリズムとBGMなどのグルーヴにノせられてきて、気が付けばどんどん再生しています。
酒が好きな人は、是非ご覧下さい。
この演出というか態度とかいろんな部分で、当方のラジオにも生かせたらなとひっそり考えていました。
終わり。