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私は骨になった

身体の隙間を風が走り抜ける

ごうごうと、ビュービューと


少し白を足した空が

ブツブツと煮えたぎる

淡い色に変わりながら

ブツブツと愚痴を言う


染みていく

馴染んでいく

誰でもない

私の骨


ありのままの想いは

各々糸で繋がっているが

赤い色はしていない

馳せる事も無い


訪れる音ズレ

ギシギシと

関節が痛む


もう終わりなのか

既に終わりなのか


何も分からないまま

何十年も生きてきた


私は骨になった

私は骨になった


くつろぐ事も許されないで

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