あぁ

夢の縁側から堕ちていく身体は、黄昏を背負っている。つい最近の事で、何かしら鎖で締め付けたくなる思考が夜中に徘徊をしている。新しく発券された発見は、にわかに信じ難い真実であり、歩き疲れた旅人のような生き様が待っている。


素顔さえ記憶に曖昧なのに、本心ですら読み解く事ができないのは仕方の無い事だ。長文に句読点がないのと同じで、脳内でチャイムを鳴らす為に、チャイナドレスを着た遺伝子が一斉に踊り出す、そんな光景に似ている。


私はと言うと、安っぽいマスクを付けては空の機嫌を伺い、ひたすら切り取る作業に追われている。言葉を無くした鳥は、鳥肌すら忘れて無口になる。フィルムに焼き付けて、ソースを塗って外にばらまけば、野良猫がロックバンドを引き連れて一網打尽にするだろう。そこに孤独はあるのか。その問いに答えるヤツはいない。


今日も天気は晴れており、暖かな陽気が地球を抱きしめている。夢のような日々は水分が足りず、カサカサして肌触りが悪い。この世界を救うのは、愛だけじゃ足りず。結局は金なんだと、国民的キャラクターが豪語する。


あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ











それでも傷口が疼くんだよ